「ある閉ざされた雪の山荘で」4月5日よりPrime Videoで見放題独占配信! 重岡大毅主演で東野圭吾の小説を映画化
2024年3月21日 12:00

重岡大毅が映画単独初主演を務め、東野圭吾氏の長編小説を映画化した「ある閉ざされた雪の山荘で」がPrime Videoで4月5日より見放題独占配信されることが決定した。
原作は、著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野氏が1992年に発表した同名小説。登場人物は全員役者で、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われるという設定が書籍発売当時大きな話題となった。
トリックや人物描写の複雑さから映像化は不可能と思われ、原作者の東野氏も「想像もしていなかった」と語っていたが、試写鑑賞後には「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛した。

劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届く。新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室でメンバーたちが一人、また一人と消えていく。果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か? 彼らを衝撃の結末が待ち受ける。

重岡が演じたのは、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我和幸役。原作とはキャラクター性が異なる主人公を、重岡ならではの表現に落とし込み、演じ切った。共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、そして間宮祥太朗が顔を揃え、同じ劇団に所属する役者たちを演じ、それぞれ一癖も二癖もあるキャラクターを好演した。


メガホンを執ったのは、「荒川アンダーザブリッジ」(12)、「ステップ」(20)、「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」(21)などを手掛けてきた飯塚健監督。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野にも「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。本作は1月12日に封切られ、実写邦画第1位(※1月15日付 興行通信社調べ)を記録した。
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