ニコラス・ケイジ、アカデミー賞受賞作は無報酬だった
2024年3月16日 12:00

オスカー俳優のニコラス・ケイジが、アカデミー賞主演男優賞に輝いた「リービング・ラスベガス」(1995)の出演料が支払われていない可能性が高いと語った。
ケイジは最新作「Arcadian(原題)」のプロモーションで、米テキサス州オースティンで開催中のSXSWに参加。米ハリウッド・レポーターのポッドキャスト「It Happened in Hollywood」で、ギャラについて言及した。
ケイジ「絶対に演じなければならない役を演じることができた。この経験が素晴らしい映画になることは間違いなかった。報酬が出ようが出まいが、僕は映画をつくるんだ」
同作のメガホンをとったマイク・フィギス監督も22年10月、同ポッドキャストで10万ドルの報酬を受け取らなかったことを告白。その際、製作費400万ドルを出資したリュミエール・ピクチャーズが「この映画が黒字になることはないと言っていた」と明かした。
「リービング・ラスベガス」は、ジョン・オブライエンの自伝的小説を原作に、アルコール依存症の脚本家と娼婦の破滅的な愛を描いたラブストーリー。Box Office Mojoによれば、「リービング・ラスベガス」の世界興収は3200万ドルを記録している。同作で第68回アカデミー主演男優賞を受賞したケイジは、演技派俳優としての地位を確立し、その後は「コン・エアー」「ザ・ロック」「フェイス/オフ」などのアクション超大作の主演が相次いだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)