「デューン砂の惑星」と鳥取県が姉妹都市提携！　「ミキ」昴生がサンドボードに挑戦するも「日本海の海の音だけが聴こえました」

2024年3月14日 16:00

ドゥニ・ビルヌーブ監督によるSF超大作続編「デューン砂の惑星PART2」のプロモーションとして、3月13日に鳥取県・鳥取砂丘で姉妹都市提携調印式イベントが行われ、鳥取県知事の平井伸治氏、姉妹都市提携アンバサダーに就任したお笑い芸人コンビ「ミキ」の昴生と亜生が登壇した。

フランク・ハーバートによるSF小説（早川書房）を映画化した前作「DUNE デューン　砂の惑星」は、2021年に劇場公開されると全世界で大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、音響賞の6冠に輝いた。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のシャラメをはじめ、ゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結。「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンをとり、音楽は巨匠ハンス・ジマーが手掛けた。

物語の舞台は、砂漠に覆われ、巨大砂虫サンドワームが支配する惑星デューン。PART2では、ハルコンネン家の陰謀によって一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポールの復讐がついに幕を開ける。

最新作は3月1日にアメリカを含む72の国と地域で封切られ、初日3日間で全米では前作が記録した4100万ドルを約2倍上回る8150万ドル、全世界累計は1億7850万ドル（約267億9100万円　※3月4日付　Box Office Mojo調べ　1ドル150.09円換算）を達成した。

砂漠を意識した衣装でイベントに登場した平井知事は、「鳥取砂（さ）デューンへようこそお越しくださいました。世界的映画のロケ地に選んでいただいたわけではありませんが（笑）、映画とそっくりなシーンばかりです。砂の嵐、砂がうねるシーンは鳥取砂丘そのものです。この度、鳥取砂丘と砂の惑星デューンと姉妹提携をすることになりました」と挨拶。

主人公ポール（シャラメ）さながら、保水スーツ風衣装とクリフナイフと呼ばれる剣を持って現れた「ミキ」の昴生は、「映画好きなのでこの格好ができて感動してるんですが、知事がこういう格好すると思ってなかったので、こうなると亜生くんがまずいんじゃないかと思って。せっかくの僕もかすみますよ」と愚痴をこぼす。「ミキ」の2人は、知事とともに“デューン”姉妹都市提携協定書に署名。昴生は、「この間亜生君が結婚したときに調印させていただきましたけど、調印式は初めてです」と緊張の面持ちを見せた。

「ミキ」の2人は、映画の大きな見どころの1つ、ポールが砂漠に住む巨大生物サンドワームの背中に乗って砂漠を駆けるシーンにちなんで、鳥取砂丘の斜面を専用ボードで滑り降りるサンドボードにチャレンジ。運動が苦手というう昴生は、「意外とスリルがあって、小学生でもできるって言われたんですけど、できなかったですね」と悔し気な表情を浮かべる。亜生は「僕は一発でできたんですけど、お兄ちゃんがね。そしてお兄ちゃんがこけても盛り上げがるわけでもなく、日本海の海の音だけが聴こえました」と笑いを誘った。