脱税訴訟のテレンス・ハワード、約100万ドルの支払いを命じられる
2024年3月5日 16:00

「アイアンマン」「Empire 成功の代償」等の出演で知られる俳優のテレンス・ハワードが、税金滞納の罰則として約100万ドルの支払いを連邦判事に命じられた。米フィラデルフィア・インクァイアラァ紙が報じた。
米フィラデルフィアの連邦裁判官は、ハワードが司法省の弁護士を脅して「奴隷の子孫に税金を課すのは合衆国政府として不道徳だ」と主張したとされることから、追徴課税90万3115ドルという政府の要求を認めた。
ハワードは2010~19年にかけて滞納したとされている57万8000ドルの所得税について、日本の国税庁にあたるアメリカ合衆国内国歳入庁による徴収の努力を無視したとして訴えられていた。
司法省が22年にハワードを訴えて以降、ハワードは法廷に姿を現すことはなく、23年11月には事件担当の弁護士の留守番電話に「400年間も強制労働をさせられ、その対価を一度も受け取っていない。そして今、壊れた民族を作った責任は国側にあるにもかかわらず、その子孫を訴追し、税金を請求するなんてあつかましい」と残したという。
司法省側はその後もハワードに対して再三にわたり連絡を試みたが、2月28日(現地時間)までに進展はなく、今回の判決に至ったようだ。
ハワードの周囲では過去にも税金がらみのトラブルが発生しており、19年にはフィラデルフィアの連邦検察当局が脱税の容疑でハワードと妻のミラ・パックに対する刑事捜査を開始したことが報じられた。この捜査の継続状況については、今回の裁判では明らかになっていない。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント