6年ぶりドラマ復帰のキム・ナムジュ、「ワンダフルワールド」で共演のチャウヌは「かわいい弟」
2024年3月4日 16:00

6年ぶりのドラマ復帰を果たすキム・ナムジュが主演し、チャウヌ(「ASTRO」)が新境地に挑むヒューマンサスペンス「ワンダフルワールド」の製作発表記者会見が、韓国・ソウルで行われ、キム・ナムジュとチャウヌをはじめ、共演するキム・ガンウ、イム・セミ、イ・スンヨン監督が出席した。

物語の中心となるのは、幼い息子を殺され、失意のどん底に突き落とされた心理学教授で、有名作家でもあるウン・スヒョン(キム・ナムジュ)。法をかいくぐり野放しになっていた殺人犯を、自らの手で葬り服役した彼女は、出所後も心の傷が癒えぬままの日々を過ごしていた。ある日、過去に傷を負った謎の青年クォン・ソンニュル(チャウヌ)と偶然出会い、痛みを分かち合い、癒しを得るが、互いの秘密を知った時、ふたりの運命が狂い始める。

自身も2児の母親であるキム・ナムジュは、「スヒョンの強い母性愛に心を動かされた」と、6年間の子育てを経たドラマ復帰の理由を説明。「スヒョンは強い母性を持ちジェットコースターのような人生を生きる役。子どもを亡くした世の中の母親の思いを代弁したいとも思いましたし、ほかの人がこの役を演じることになったら、きっと後悔するだろうと思いました」と、強い思い入れを示す。「スヒョンの“母性愛”、“傷”、“癒し”に注目していただきたいです」と、アピールした。

これまではラブコメディ作品への出演が多かったチャウヌにとって、今回演じるソンニュルは、新境地ともいえる役どころ。「裕福な家庭で育つも、ある事件がきっかけで険しい道を歩むことになる青年。ミステリアスな人物で、回を重ねるなかで、パンドラの箱が開かれていくように、いろいろな秘密が明らかになっていきます」と語り、「ソンニュルの傷や痛み、心の傷を克服していく過程を表現したいと思った。ソンニョルの感情に注目していただき、見守っていただけると、より楽しめると思います」と、自信をのぞかせた。

本作の注目ポイントは、キム・ナムジュとチャウヌの年齢差を超えた化学反応。会見でも、「キム・ナムジュ先輩との相性は100点満点だったと思います」(チャウヌ)、「私は110点です」(キム・ナムジュ)と息の合ったやり取りを見せた。また、キム・ナムジュが「俳優としてのウヌさんは、柔軟性がありオープン。最初は“星から来た王子様”というイメージでしたが、今は“かわいい弟”という感じです。弟というのはアレかしら?」とおどけると、チャウヌが「弟でいいですよ」とほほ笑んだ。

イ・スンヨン監督は、本作を「喪失の時代に生きる人々が、人間らしさを守るために奮闘する物語」と解説。ドラマの内容とは一見真逆とも思えるタイトルについては、「空が黒ければ黒いほど、星の光が輝いて見えるように、悲劇であればあるほど、そこにいる人たちの美しさが際立つもの。この作品は、登場人物の関係性が美しい作品です。最後までご覧いただくと、これは悲劇というより、美しい物語だと感じていただけると思います」と話していた。
「ワンダフルワールド」(全14話)は、ディズニープラスで配信中(毎週金・土曜に2話ずつ配信)。
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