ポール・ダノらが、騒動の渦中にいた実在の人物を熱演! “再現度”を堪能できる比較画像3枚、独占入手
2024年1月30日 12:00

SNSに集結した無力な個人投資家たちが、この世の富を独占するウォール街のエリートに一泡吹かせた、実際の“ゲームストップ株騒動”を題材にした痛快な反乱劇「ダム・マネー ウォール街を狙え!」では、ハリウッドの豪華俳優陣が、マネー狂騒に巻き込まれた実在の人物を演じている。映画.comは、劇中の姿と実際の姿を並べ、その“再現度”を堪能できる比較画像3枚を独占入手した。
新型コロナウイルスのパンデミックの渦中だった2021年初頭、アメリカの金融マーケットが激震する大事件が発生。ネット掲示板に集った小口の個人投資家たちが、倒産間近と囁かれていたゲームストップ社(実店舗によるゲームソフトの小売り企業)の株をこぞって買いまくり、同社を空売りしていたヘッジファンドに大損害を与えたのだ。本作では、クレイグ・ギレスピー監督(「アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル」)がメガホンをとり、事件の驚くべき内幕を描き出す。
騒動のキーマンとなるのが、“庶民代表“のごく平凡な会社員キース・ギルに加え、ゲームストップ株で一儲けを企んでいた大富豪のゲイブ・プロトキン、そして投資アプリ会社「ロビンフッド」CEOのブラッド・テネフとバイジュ・バットだ。
ギルは、昼間は大手保険会社マスミューチュアルで金融アナリスト兼ブローカーとして働くサラリーマン。仕事以外の時間は、“ローリング・キティ”の名で、フォロワー向けに株式投資の動画を配信する活動をしていた。ギルは全財産5万3000ドルを、巷では“ボロ株”とみなされていたゲームストップ株に注ぎ込む。そして動画のなかで、さまざまな指標分析に基づき、同株が著しく過小評価されていると主張。それが多くのネット住民の共感を呼び、大きなムーブメントになったことで、ギルは一躍、“国民的英雄”となる。

ネット発のムーブメントが、ゲームストップ株の大暴騰を引き起こしたことで、株価下落を見込んで空売りを仕掛けていた「メルビン」創業者のプロトキン(推定純資産4億ドル)は頭を抱える。ゲームストップ株に群がる個人投資家の金を巻き上げようと、追加の空売り資金を投入するが、時すでに遅し。大暴騰した株価のあおりを受け、プロトキンは68億ドルもの損失を出す。

メディアもこのニュースを大きく取り上げ、青天井で暴騰を続けるゲームストップ株騒動は、ある日、投資アプリがゲームストップ株へのアクセスを遮断するという、思いもよらぬ事態を迎える。アクセスを遮断したのは、アプリ運営の新興企業・ロビンフッド。ロビンフッドがゲームストップ株の買い注文を中止したことで、パニック売りが発生し、ゲームストップ株はたちまち暴落する。ロビンフッドのCEOのひとりであるテネフには、「空売り勢の億万長者やヘッジファンドを救うために、庶民の個人投資家たちを裏切った」という非難が殺到。このジェットコースターのようなマネー狂騒は庶民と億万長者、その間に入る仲介業者ロビンフッド、そしてアメリカ議会も巻き込み、想像以上の騒動となっていく。
劇中では、ギルをポール・ダノ、プロトキンをセス・ローゲン、そしてテネフをセバスチャン・スタンが演じ、実在の人物を忠実に再現。それぞれ、素直かつ真摯で、人々の心を掴んでいくギル、ウォール街の地位にしがみつくプロトキン、そしてさまざまな批判に晒されるテネフを、生き生きと演じている。
「ダム・マネー ウォール街を狙え!」は、2月2日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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