浜辺美波主演「もしも徳川家康が総理大臣になったら」経済産業大臣・織田信長にGACKT、財務大臣・豊臣秀吉に竹中直人
2024年1月26日 05:00
大ヒットビジネス小説を武内英樹監督、浜辺美波主演で映画化する「もしも徳川家康が総理大臣になったら」で、経済産業大臣・織田信長をGACKTが、財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人が演じることが発表された。
原作は、2021年に出版されると、「キャッチーな設定で面白い!」と話題になり、ビジネス小説としては異例の11万部を突破する大ヒットを記録し、さらにはコミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版)。コロナ禍真っただ中の20年に首相官邸でクラスターが発生し、総理が急死した日本が舞台。国民の不安渦巻く日本で、未曽有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は、「歴史の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」ことだった……という設定だ。総理大臣の徳川家康をはじめ、坂本龍馬、織田信長、豊臣秀吉らが窮地に追い込まれた日本を救うべく、議員バッジをつけて集結する。
浜辺は、テレビ局の政治部に所属する新人記者として、最強内閣のスクープを狙う西村理沙に扮し、官房長官を任された幕末の風雲児・坂本龍馬役を赤楚衛二、日本を率いる内閣総理大臣・徳川家康役を野村萬斎が演じる。
GACKTが扮するのは「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」で知られ、史上最強にして最凶の革命家・織田信長。武力だけではなく楽市楽座などの経済政策に秀でていることから、コロナ禍で冷え切った日本経済と対峙するため経済産業大臣を任された信長を熱演。
そして、竹中は「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」と表現される桁外れの構想力、実行力を併せ持ち、そのプロデュース力で農民から天下人まで上り詰めた空前の成り上がり者、本作では財務大臣として国家の財布を握り、驚愕の政策を打ち出す豊臣秀吉役。竹中にとって、NHK大河ドラマ「秀吉」(1996年)、「軍師官兵衛」(2014年)などで秀吉を演じ、“日本一豊臣秀吉役が似合う俳優”と称されるほど。作品としては5作目の秀吉役となる。映画は7月26日全国公開。
▼コメント
信長を演じるにあたって、普段よりも低いトーンで渋く話し、第六天魔王としての強さ、そして神経質で他人を寄せ付けない威圧的な空気感を表現することを特に意識しました。そんな役作りもあり撮影中は他の出演者のみなさんと仲良くなったらいけないのではないかと思いながら過ごしていたので、感じが悪く見えていたのかもしれません(笑)
武内監督からは「日本で一番かっこいい織田信長を演じてほしい」と撮影当初に言われ、正直、そこは問題ないかなと。(笑)
武内監督は一言で表すと“人間おもちゃ箱”。頭の中に完成形が描かれていて、その世界観にボクらが近づいていく。最初は意図が分からないこともあったけど、出来上がった作品を見ると、セリフの強さ、テンポと歯切れのよさ、シーンの強さのバランスが取れているんです。まさに天才です。
テーマ的にもこの作品が日本の明るい未来へとつながる一歩になればとても嬉しいです。
皆さんに御覧いただき、それぞれの心に届くことを願っています。
豊臣秀吉役を演じるのは映画やドラマの作品としては5作目なので、オファーをいただいたときは、「また秀吉!?」と思いましたね(笑)これまでドラマなどでも演じているので不思議な感じです。
初めてご一緒した「のだめカンタービレ」のほか、大ヒット作品を数多く手掛けられている武内監督は溢れんばかりのエネルギーをお持ちのパワフルな方なのでとても頼もしい存在です。
そして撮影は笑っちゃうくらい大御所の方々が勢揃い(笑)一瞬たりとも息を抜けないなぁ…なんて思っていました(笑)野村萬斎さん演じる徳川家康、GACKTさん演じる織田信長、そして僕演じる豊臣秀吉。
この3人が揃ってもう大騒ぎ。本編では僕が演じる秀吉らしい“あるもの”を披露します。
ぜひお楽しみにしてください。
戦国三英傑に相応しい、まさに理想のキャスティングが実現したと思います。
GACKTさんには信長を演じるにあたって、心情がわからない、ある意味で妖艶な雰囲気を持つ“日本で一番かっこいい信長”をお願いしたのですが、本気でかっこいい。信長は乗馬シーンなど絵になる魅せ場のシーンが多くミステリアスで狂気のオーラを纏った姿に見惚れてしまいましたね。
そして竹中さんは「偉人ジャーズ」を引っ張るムードメーカーの秀吉として、コミカルで熱量の高いエネルギッシュな芝居を見せていただきました。撮影現場では口笛が鳴り響き、持ち前のユーモアで出演者、スタッフを和ませるチャーミングな竹中さんの姿とは裏腹に、クライマックスでのド迫力の演技には思わず涙しました。秀吉を演じさせたら、間違いなく日本一だなと改めて感じました。
偉人内閣を支える双璧として、最強のお二人をお迎えすることができました!
「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」として知られる織田信長には、誰もが畏怖するカリスマが必要でした。
GACKTさんはまさに、その超然とした存在感と何をしても絵になる佇まいが、脚本からイメージする帝王像そのもの。実際、撮影にのぞんだ姿は本当に信長が蘇ったのかと錯覚してしまうほどでした。
竹中直人さんは、AIが全国民のイメージを吸い上げて豊臣秀吉を再現したら…という作品設定の究極形。
今回は財務大臣として辣腕を奮う役どころとして、秀吉のさらなる新境地をお願いしました。一流のエンターテイナーとして現代に爆風を引き起こす姿は、まさに「鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス」。
前人未到かつ圧巻の秀吉像を魅せて頂きました。
三英傑を筆頭に、まだまだ豪華な顔ぶれが集結する「偉人アベンジャーズ」にご期待ください!
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