「帰ってきた あぶない刑事」吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、杉本哲太ら新キャスト8名発表 「何十年越しの願いが叶いました!」
2024年1月17日 08:00
舘ひろしと柴田恭兵のコンビによる人気刑事ドラマの映画最新作「帰ってきた あぶない刑事」の新キャストが発表され、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、深水元基、鈴木康介、小越勇輝、杉本哲太が出演することがわかった。
1986年のテレビドラマ放映開始から38年。数多くの社会現象を巻き起こし、ドラマ&映画史上において「伝説」を作った「あぶない刑事」は、軽妙なトークと激しいアクション、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で魅了し続けてきた。2016年の「さらば あぶない刑事」から8年の時を経て製作された最新作は舘と柴田が再び主演を務め、浅野温子、仲村トオルらお馴染みのメンバーに加えて、新たに土屋太鳳がヒロイン役で出演する。
物語は、前作「さらば あぶない刑事」(16)で定年退職し、ニュージーランドで探偵になっていた舘演じるタカ(鷹山敏樹)と柴田扮するユージ(大下勇次)が横浜に舞い戻り、探偵事務所を開設するところからスタートする。
吉瀬が演じるのは、横浜に帰ってきたタカとユージの前に突如姿を現す謎の美女、ステラ・リー役。タカとユージにとって“キーパーソン”となるキャラクターを任された吉瀬は、「幼少期から観ていた作品だったので、今回参加できて嬉しいです」と喜びを語る。さらに、「舘さんと柴田さんがアイデアを出し合ってこの作品の魅力がより引き出されていき、何倍にも面白さが膨らんでいくことが、『あぶない刑事』が長くたくさんの方々に愛されている理由なんだと感じました」と現場の印象を明かした。
タカ&ユージと因縁があり、吉瀬演じるステラと手を組み極秘プロジェクトを謀る劉飛龍(リウ・フェイロン)役で出演した岸谷は、「このシリーズにしかない面白さや空気感。キャストが集まると、とんでもない空気になって、この作品の色が生まれて、みんなそこに夢中になる。それが『あぶない刑事』のような気がします」とコメント。
西野は、港署の捜査課長となった町田透(仲村)の部下、港署捜査課刑事・早瀬梨花役で参加。「“あぶ刑事”チームの皆さんのパワフルなチームワークで、その勢いに巻き込んでいただいたので、私もそこに乗っていけるように意識をして演じることができました」と撮影を振り返った。
早乙女は、銀星会会長・前尾源次郎の息子で、タカ&ユージに強い恨みを抱えるベンチャー企業「ハイドニック」の社長・海堂巧役で出演。狂気をはらむ悪役に挑戦した早乙女は、「“あぶ刑事”という自分の年齢よりも長い歴史を持つ作品の世界に入れて嬉しかった」と喜びを語った。
タカ&ユージの前に立ちはだかる最強の傭兵・黄凱(ファン・カイ)役で登場するのは、深水。「ファンカイは、鷹山、大下と敵対する役。 しかもアクションの絡みもあり! こんな光栄なことはありません」と話し、今作でも“あぶ刑事”らしいド派手なアクションが健在であることを明かした。
港署捜査課刑事・剣崎未来彦役は鈴木、剣崎と同じく港署捜査課刑事の宍戸隼人役は小越が担い、港署で奮闘する若手刑事コンビを好演。鈴木は「長い歴史の詰まった作品なので、参加できる嬉しさと同時にプレッシャーもありました。刺激が常にある現場でした」と振り返り、小越も「『あぶない刑事』という作品を、よりパワーアップしていくというエネルギーを間近で見て、携わることができて良かったなと思います」と述懐した。
町田(仲村)の同期で県警刑事部長の八木沼大輝役で参戦した杉本は、「レジェンド刑事ドラマ、あの“あぶ刑事”からの出演オファー。ずっと見ていましたし、出演したかったし!(笑) 今回やっと何十年越しの願いが叶いました!」と喜びのコメントを寄せた。
「帰ってきた あぶない刑事」は、5月24日全国公開。各キャストのコメント全文は以下の通り。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。