「君の名前で僕を呼んで」「花束みたいな恋をした」…話題作の映画パンフをデザインしてきた石井勇一を特集! ムック本、1月27日発売
2024年1月13日 12:00
映画パンフレットの魅力を発信する有志団体「映画パンフは宇宙だ!」(PATU)が、クリエイティブディレクターでアートディレクターの石井勇一氏を特集する書籍「PATU MOOK Vol.3 石井勇一と映画パンフ」が、1月27日に発売されることがわかった。
2018年に設立された「映画パンフは宇宙だ!」は、“映画パンフ文化”の継承と発展・発信を目的に活動しており、ZINE出版、イベント企画、SNS発信、映画パンフ制作などを行っている。自主出版活動のなかで誕生した「PATU MOOK」シリーズは、業界初の“映画パンフ専門冊子”をテーマにしたレーベル。創刊号では、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏を特集し、第2号として映画パンフの楽しさを伝えるエッセイZINE「映画パンフがもっと好きになる!ミニガイドブック」を発行した。
第3号に登場するのは、「ムーンライト」「君の名前で僕を呼んで」「mid90s ミッドナインティーズ」「燃ゆる女の肖像」「花束みたいな恋をした」「逆転のトライアングル」「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」など、数多くの話題作のポスターやパンフなどで知られ、独創的なアプローチでデザインを手がける石井氏。同書では、石井氏による50作品のパンフをフルカラーで一挙紹介する企画ページや、これまでのキャリアや仕事へのアプローチを掘り下げたスペシャルインタビューを収録。また「石井勇一の紙7」と題して、石井氏こだわりの紙の見本チップを実際に貼り込み、手触りや質感を楽しめるページも掲載されている。
さらには、大島氏との対談や、映画監督・編集者・印刷会社・配給会社など、石井氏とゆかりのある関係者のインタビューも。作り手たちの並々ならぬ情熱、計算されたこだわりなど、パンフ制作の知られざる裏側に迫る。掲載内容は、以下の通り。
・石井勇一の映画パンフ50(フルカラー掲載)
・石井勇一スペシャルインタビュー
・特集 ISHII’S TOOLS
・石井勇一の紙7
・石井さんってどんな人?
~印刷会社、アシスタントデザイナー、カリグラファー、配給会社、映画監督に聞く
・対談 石井勇一×大島依提亜 僕たちの映画デザイン、今日この頃
・座談会 パンフ編集者が語る石井勇一論
・採録 「グリーン・ナイト」公開記念トークイベント 石井勇一×大島依提亜
「PATU MOOK Vol.3 石井勇一と映画パンフ」(全84ページ、本文カラー40ページ、A5サイズ)の価格は、税込1500円(送料別、全国一律400円)。1月21日深夜24時までの先行予約受付期間は、「映画パンフは宇宙だ」のオンラインストアの専用ページ(https://pamphlet-uchuda.stores.jp/items/659de06a820089002b8af8cd)で予約可能。一般発売日は、1月27日の午前10時となっている。なお創刊号「PATUMOOK 大島依提亜と映画パンフ」、第2号「映画パンフがもっと好きになる!ミニガイドブック」は、オンラインストアで販売中。