【金曜ロードショーで今夜放送】「ハリー・ポッターと賢者の石」常識では考えられないワクワクがいっぱい! トリビア&見どころ紹介
2024年1月12日 06:00
日本テレビ系「金曜ロードショー」では、1月12日の「ハリー・ポッターと賢者の石」を皮切りに、4週連続で“ハリー・ポッター魔法ワールド”シリーズを放送。「映画大好き芸人」として知られるこがけんが、第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の見どころを語った。
本作は、J・K・ローリングによって生み出され、世界中で愛されている「ハリー・ポッター」シリーズの原点。撮影当時11歳だったハリー役のダニエル・ラドクリフ、ロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンをはじめ、ダンブルドア校長、スネイプ先生、マクゴナガル先生、ハリーのライバルとなるマルフォイら主要キャラクターが勢揃いする。
この作品の魅力は何と言ってもワクワクがいっぱいの、ホグワーツ魔法魔術学校ですね! ホグワーツ魔法魔術学校は、いわゆる魔法使いのタマゴを育てる学校で、学ぶ場所という意味では僕らの思う学校と変わりませんが、この学校には僕ら人間の常識では考えられない沢山のワクワクが詰まってるんですね。
例えば、まず、校内の“階段“や、“掛かっている絵画”の様子がおかしいんです!(笑) そして、普通に校内に人じゃないよな……という存在が当たり前の様に歩いてたりします!
さらに、“郵便物が届く方法”も、“新入生のクラス分けの方法”も、とっても意外で楽しいですし、皆さんお馴染みの“チェス”も、一度これが“魔法使いのチェス”という呼び名になっただけで、まさに、魔法魔術学校ならでは!という味付けが加わるんですね! もう、ホグワーツの中で起こる全てのことが目新しくて、観ていてワクワクが止まらなくなると思います! 実際に“どんなこと”になっているかは、是非、ご自分の目で確かめてくださいね!
ただ!楽しいことだけじゃないんです! 実は、ホグワーツには、謎や秘密もあるんですね。生徒が立ち入り禁止の場所があったり、閲覧禁止の本があったりするんです。本作では、そんなホグワーツの抱える“謎”に焦点を当てる、サスペンスフルな謎解きの一面があることも忘れてはなりません! タイトルにもある“賢者の石”は一体どう物語に絡んでくるのか!? 是非注目しておいてくださいね!
印象的なシーンも色々とあるんですが、特に注目のシーンは……“クィディッチ”というクラス対抗で競う独特の球技の大会のシーンですね! クィディッチ(Quidditch)はホウキに乗って行われる魔法界のスポーツで、相手チームと得点を競い合う競技なんですね。ゴールを1回入れるごとに10点与えられ、スニッチという高速で動く羽の生えた金の玉を捕まえると150点獲得となる。
どちらかのチームがスニッチを手に入れるとゲーム終了となるんですが、そのスニッチを捕まえる重要な役割シーカーに、ハリーが抜擢されるんです。しかも、新入生がシーカーに抜擢されるのは100年ぶりの快挙なんですね! (そのことについても、あるドラマが隠れているんですが、それは置いといて、)ハリーは四つの寮の一つ“グリフィンドール”の代表として出場しますが、この勝負が、ほんっとに手に汗握る展開なんです!
正々堂々戦うグリフィンドールに対して、どんな手を使ってでも勝ちにこだわる“スリザリン”は手段を選びません。そうなんです! クィディッチのシーンが面白いのは、そのもののゲーム性の面白さは当然ながら、それぞれのチームスタイルに学生の所属する寮そのもののスタンスや方針が反映されるってことなんですね! さぁ、暴力もいとわないスリザリンにグリフィンドールは勝てるのか! 注目してみてください!
そして、ホグワーツで特筆すべきは、生徒の評価の仕方です! ホグワーツでは学生の成績を寮ごとに、点数方式で評価するんですね! それぞれの寮の生徒の勉学や生活態度、頑張り度などにより、先生方が評価をするんです。面白いですね! 何か起こる度に、先生から「あなたは〇〇をしましたから、プラス10点です。」なんて、言われるんですね。その理由付けや、点数配分も一つの面白ポイントですので、お聞き逃しなく!
さらに、ホグワーツ魔法魔術学校は11~17歳までの7年制です。(魔法界では17歳から成人とみなされ、学生でも学校の外で魔法を使う事が許されます。)11歳は日本でいうと、小学5年生ぐらいで、ハリーや同じ寮のロンやハーマイオニーもこの歳にあたります。
全寮制ですが、厳正なルールがあって、それを守らないと厳しい罰則があります。作中、彼らは、深夜に出歩き罰則を受けることになりますが、これが中々厳しい! 厳しすぎるといっていいでしょう!(笑)
冷静に考えると、これ、命の危険がないか!?という様な内容なんですが、実は、他にもそんなレベルのことが多々起こるのが本作の醍醐味。普通の“学園ドラマ”としたら、とうてい考えられないようなハラハラがそこかしこに散りばめられているのが、ハリー・ポッターの楽しさの一つなんですね!
魅力的な人物は沢山出てきますが、特に注目すべきは毛むくじゃらで大柄な魔法使いのハグリッドという男です。一見、粗暴で大雑把な人間の様でいて、実は愛嬌があり心優しい男です。
ハリー・ポッターは幼い時に父親や母親を亡くしています。彼は表向きにはあまり見せませんが、ハリーのことを息子の様に想い、ハリーを常に見守る存在なんですね。このハリーとハグリッドの擬似親子の様な関係性も、本作の注目ポイントです。
ちなみに、ハグリッドはよく口を滑らすんですが、実は本作は彼が口を滑らすことによって、物語が展開する仕組みだったりするんですね!笑 口が滑って一体どんなことを話してしまうのか。これも見所の一つです。
最後に、この物語の中で、ハリーは選ばれし特別な存在として描かれます。魔法魔術学校の先生からの評価も高い彼ですが、この作品を見終わった後で、観客は“彼の手柄は決して彼だけの功績によるものではなかったこと”を知ることでしょう。彼の活躍は、あくまで彼の友人であるロンやハーマイオニー、親代わりの様な存在のハグリッド、そして“今は亡き両親”の助けがなければありえないものなんですね。
この作品は、どんな優れた人間でも、生きるためには様々な人々の助けが必要なことを描いてるんです。どんな人であっても、一人だけでは生きられないんですから。この作品を観れば、きっと人間の愛情や思いやり、そして、助け合いの素晴らしさを再確認できることでしょう。
「ハリー・ポッターと賢者の石」は、日本テレビ系「金曜ロードショー」で1月12日午後9時から11時24分まで放送枠を30分拡大して放送。
「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001/米・英)
監督・製作総指揮:クリス・コロンバス
出演 ※()内は日本語吹替
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
アルバス・ダンブルドア:リチャード・ハリス(永井一郎)
ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス(谷育子)
セブルス・スネイプ:アラン・リックマン(土師孝也)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
幼い頃に両親を亡くし、孤独で誰からも愛されない日々を送っていたハリー・ポッターは、ホグワーツ魔法魔術学校への入学を許可されたことで人生が一変する。運命を共にする仲間との出会い、明かされる両親の死の真相。額の傷に導かれるようにして運命の輪が廻り始める。
◆1月19日「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
◆1月26日「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
◆2月2日「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」※本編ノーカット/地上波初放送
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