ノーラン監督、最近のスーパーヒーロー映画は「すべてザック・スナイダーの影響を受けている」
2024年1月5日 13:00
アカデミー賞の呼び声高い「オッペンハイマー」を手がけたクリストファー・ノーラン監督が、ザック・スナイダー監督の映画業界における影響力について語った。作風も題材も異なる二人だが、ノーラン監督はスナイダー監督の「ウォッチメン」を「時代を先取りしていた」と高く評価しており、自らプロデュースする「マン・オブ・スティール」の監督に抜てきした経緯がある。
米アトランティックの取材を受けたノーラン監督は、「現代のスーパーヒーロー映画において、スナイダー監督の影響を見ることができない作品はない」とコメント。
「ザック・スナイダーの映画を見ると、映画の可能性に対する彼の愛情を感じる。ファンタジーであり、ハイパーリアルな描写ではあるが、観客を感動させ、興奮させるために使われている」
スナイダー監督といえば、最新作「REBEL MOON パート1 炎の子」がNetflixで配信となり、わずか3日間で2390万回の視聴回数を記録。以前からその才能を見抜いていたノーラン監督にとってみれば、当然の結果といえるかもしれない。