ゲイリー・オールドマンが「ハリポタ」「ダークナイト」に感謝する理由とは?
2024年1月4日 11:00
ゲイリー・オールドマンが、大ヒット作「ハリー・ポッター」シリーズと「ダークナイト」3部作が、キャリアと私生活の両方で自分を救ってくれたと感謝の思いを語った。
オールドマンは、「ハリー・ポッター」シリーズで重要キャラクター、シリウス・ブラックとして「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」以降の作品に出演。「ダークナイト」3部作では、ゴッサム市警察のゴードン警部補を演じた。
女優のドリュー・バリモアが司会を務めるトーク番組「ドリュー・バリモア・ショー」に出演したオールドマンは、「42歳の時、離婚して息子たちの親権を持った。多くの作品がハンガリー、ブダペスト、プラハ、オーストラリアなどで撮影されるようになり、たくさんの仕事を断った」と、家庭の事情で仕事をセーブせざるを得なかった状況を明かした。
クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト」3部作の1作目「バットマン ビギンズ」(2005)の撮影時は、米ロサンゼルスの自宅と英ロンドンの撮影スタジオを27往復したという。「飛行機に1日乗って、1日に1回撮影をしたんだ。クリストファー・ノーランがスケジュールを守ってくれたおかげだ。3日間家に帰って、2日間撮影所に戻る。週末は家で過ごせた。そうでなければ、子供たちが乳母に育てられているような気がしただろう」と振り返った。
そして、「『ハリー・ポッター』シリーズに感謝している。ハリー・ポッターとバットマン、このふたつの作品に救われたんだ」とコメント。「というのも、最も少ない仕事量で最も多くの収入を得ることができ、そして子どもたちと一緒に家にいることができたからだ」と、理想のライフワークバランスを実現させた2大シリーズへの思いを語った。