「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督、2024年のカンヌ国際映画祭審査委員長に
2023年12月19日 22:30

今年爆発的ヒットを記録した映画「バービー」や、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」「レディ・バード」の監督として知られるグレタ・ガーウィグが、2024年のカンヌ国際映画祭で審査員長を務めることがわかった。
ガーウィグは「バービー」で世界興収10億ドルを突破した初の女性監督となった。アメリカ人の女性監督がカンヌの審査員長を務めるのは、ガーウィグが初めてとなる。「驚いたしうれしいし光栄に思っています」と語ったガーウィグは、「私は映画を作るのも見に行くのも、映画について話すのも大好きです。映画を愛する者にとって、カンヌは常に国境を越えた映画の可能性を示す最高峰です。無防備になって、満員の見知らぬ人たちと真新しい映画を見る暗い劇場は、私のお気に入りの場所です」と明かしている。
カンヌでは2014年にニュージーランド出身のジェーン・カンピオン(「ピアノ・レッスン」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」)が女性監督として初めて審査員長を務めた。アメリカ人女性としては女優オリビア・デ・ハビランド(「風と共に去りぬ」)が65年に審査員長を務めている。
第77回カンヌ国際映画祭は5月14日から25日まで開催される。
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