黒沢清監督恐怖の最新作「Chime」 新プラットフォームRoadsteadで販売
2023年12月18日 10:00

黒沢清監督の最新作「Chime」が完成し、2024年に新しい配信プラットフォームRoadsteadで独占販売される。
名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた吉岡睦雄主演の本作は、黒沢監督の代表作「CURE キュア」(97)、「回路」(01)、「ドッペルゲンガー」(03)などの系譜にあるが、ホラーでもサスペンスでもない、全く新しいジャンルの物語。メディア配信プラットフォーム・Roadsteadオリジナル作品第1弾で「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから、黒沢監督のオリジナル脚本で恐怖が描かれる。
料理教室の講師として働いている松岡(吉岡睦雄)が主人公。レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と不審な発言をすることから、松岡の日常に異様な恐怖がうごめき始める物語。

新しい配信プラットフォームRoadsteadは、映像を数量の制限なく配信するプラットフォームと違い、オンライン上に存在する映像作品をDVD等と同じように一意・固有の「アイテム」として扱い、ユーザーは作品を視聴して楽しむだけでなく、第三者に転売やレンタルすることで収益を得ることができるという仕組みで展開される。
出品される映像は例外なく数量限定で全てにシリアルナンバーが付与されており、購入者だけが利用できる「モノ」として扱われる。ユーザーは動画を視聴するだけでなく、販売やレンタルを通じて流通(トレーディング)に参加することができ、その売上からは出品者に権利料が還元され、ユーザーは単なる消費者ではなく、出品者の活動を経済面で直接的に支援するサポーターになることができる。
Roadsteadは、このWeb3的な概念を世界初の映像流通の枠組み「DVT」として広めていくことで、映像クリエーターに正当な対価と持続的な創作活動の場を提供していくことを目指している。
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