最高のミュージカルは完成するのか? 演劇愛に溢れた「シアター・キャンプ」ディズニープラスで12月6日配信!
2023年12月1日 19:00

熾烈な争奪戦の末、サーチライト・ピクチャーズが配給権を獲得した「シアター・キャンプ」が、ディズニープラスの「スター」で、12月6日午後5時から見放題独占配信されることがわかった。
本作は、「リトル・ミス・サンシャイン」「ミナリ」「コーダ あいのうた」など、アカデミー賞を賑わせた感動作を送り出してきたサンダンス映画祭で、1月にワールドプレミア上映され、USドラマチック審査員特別アンサンブルキャスト賞を受賞。変わり者ぞろいの教師たちと破天荒な子どもたちが、互いにぶつかり合いながらも、最高のミュージカルを作り上げようとする姿を、モキュメンタリースタイルで描いた。7月14日に北米の6スクリーンで公開されると、公開3日間で興行収入28万1172ドルを記録。館アベレージ4万6900ドルを記録する大ヒットスタートを切った。
物語の舞台は、米ニューヨーク北部の緑豊かな湖畔に佇むシアタースクール「アディロンド・アクト」。長年ミュージカルスターを目指す子どもたちが通うこのスクールで、今夏のキャンプ開校を目前にして、校長が昏睡状態に。そんな状況のなか、毎年講師を務めている音楽指導教師のレベッカ(モリー・ゴードン)と演技指導教師のエイモス(ベン・プラット)は、今年の演目を発表し、例年通りレッスンをスタートさせる。一方、校長の息子で、演劇に無関心なトロイ(ジミー・タトロ)は経営に乗り出すが、内情は予想以上に火の車であることが明らかに。皆が愛するスクール存続のため、キャンプ終了までに出資者の前で新作ミュージカルを披露しなければならなくなる。残された時間は、3週間。果たして舞台を完成させ、スクールを存続させることができるのか――?
日本では10月6日に公開され、「自然で純粋な演技に笑いと涙を誘われた」「クスッと笑いながら見てたのに、最後は人間ドラマに惹き込まれてしまう最高の映画」「巻き起こるドタバタコメディに涙が出るほど笑った。最高!!」「ラストの完成されたミュージカルに大泣き!」という絶賛コメントが続々と寄せられた。
監督・脚本・プロデューサーを務めたゴードンとニック・リーバーマンは、製作にあたり、「私たちの目標は、真の連帯感を持ちつつ、つまり俳優とスタッフたちが自分たちのものを作り上げるという主体性を持って、作品を生み出すことでした」と明かしている。製作陣が子どもの頃に参加し、さまざまな人たちとつながる場所となった演劇キャンプの体験を元に、演劇への尽きぬ愛を込めて作り上げられている。
「シアター・キャンプ」は、ディズニープラスで、12月6日午後5時から見放題独占配信。
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