映画「Dr.コトー診療所」&「イチケイのカラス」、地上波初放送! ドラマシリーズも年末年始に一挙再放送
2023年11月27日 07:00
フジテレビの人気ドラマを映画化した「Dr.コトー診療所」が2024年1月3日、「イチケイのカラス」が24年1月6日に本編ノーカットで地上波初放送されることがわかった。あわせて、連続ドラマ「Dr.コトー診療所2006」が24年1月2・3日、連続ドラマ「イチケイのカラス」が12月27~31日、1月に放送された特別番組「イチケイのカラス スペシャル」が24年1月6日に関東ローカルで再放送されることが決定した。
2003年7月期に初放送された「Dr.コトー診療所」は、山田貴敏氏の同名漫画が原作の医療ヒューマンドラマ。東京から僻地の離島に赴任してきた主人公の外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡秀隆)と、診療所を支える看護師・彩佳(柴咲コウ)、そして島の人々との関わり合いを通して命の尊さを描き、続編「Dr.コトー診療所2006」も大ヒットした。
16年ぶりの新作となった映画では、時任三郎、大塚寧々、大森南朋、朝加真由美、泉谷しげる、筧利夫、小林薫といったお馴染みのメンバーに加えて、一度は俳優を引退した富岡涼が本作のためだけに復帰。診療所にやってくる新米医師役で高橋海人、彩佳の背を追う看護師として生田絵梨花も加わり、新たな風を吹き込んだ。
本土からフェリーで6時間かかる志木那島に、19年前、東京からやってきたDr.コトーこと五島健助(吉岡)。今や彼は島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。数年前に結婚した看護師の彩佳(柴咲)は現在妊娠7カ月を迎えていた。
彩佳、和田一範(筧)、そして新米医師の織田判斗(高橋)、島出身の看護師・西野那美(生田)と診療所を切り盛りするコトーだが、財政難にあえぐ近隣諸島との医療統合の話が持ち上がり、コトーに島を出て拠点病院で働かないかと提案がある。
そんな折、台風で想像を超える被害が発生し、次々と診療所に急患が運び込まれる。限られた医療体制で対応を強いられる診療所は野戦病院と化し、コトーたちは“家族”である島民たちの優しさと人の命の尊さに向き合い葛藤することになる。
一方、21年4月期の“月9”として放送された「イチケイのカラス」は、浅見理都氏の同名漫画を原作としたリーガルエンターテインメントドラマ。東京地方裁判所第3支部第1刑事部「通称:イチケイ」を舞台に、「職権発動」(※刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、事件に粘り強く向き合う型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、東大法学部出身の超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描いた。
映画には、ドラマから引き続き山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、小日向文世が出演したほか、斎藤工、柄本時生、西野七瀬、田中みな実、平山祐介、津田健次郎、八木勇征、尾上菊之助、宮藤官九郎、吉田羊、向井理ら豪華俳優陣が集結。黒木扮する坂間は弁護士として登場し、国を揺るがす2つの事件に隠された真実に迫っていく。
入間みちお(竹野内)がイチケイを去って2年。岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二(向井)に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない。一方、裁判官の「他職経験制度」で弁護士になった坂間(黒木)は、奇しくもみちおの隣町に配属され、そこで出会った人権派弁護士・月本信吾(斎藤)とバディを組むことに。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる。
「Dr.コトー診療所」「イチケイのカラス」の詳しい放送日時は以下の通り。
第3~5話 2024年1月2日 12時~14時45分
第6~10話 2024年1月3日 7時~11時50分
第11話 2024年1月3日 12時~13時20分
第2~3話 12月28日 13時50分~15時45分
第4話 12月29日 13時50分~14時45分
第5話~6話 12月30日 14時45分~16時45分
第7~11話 12月31日 12時~17時30分
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