ティモシー・シャラメ、丁寧なファン対応で1200人を魅了 ヒュー・グラントと褒め合いも
2023年11月20日 20:50

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」で主演を務めるティモシー・シャラメが来日し、11月20日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された本作のイベントに出席。チョコレートの香りが漂う会場には約1200人が集まり、シャラメは自らハグをしたり写真を撮ったりと、丁寧なファン対応で魅了した。

本作は、ロアルド・ダールの名作「チョコレート工場の秘密」をもとにしたオリジナルストーリー。夢見ることを禁じられた街で、若き日のウォンカ(シャラメ)が、亡き母と交わした「おいしいチョコレートの店を作る」という夢を追う。
全米映画俳優組合のストライキが終了し、俳優がプロモーションのため来日した大型イベントは久々の開催となった。「マジカル・チョコレート・ナイト」と題された本イベントには、シャラメのほかウンパルンパ役のヒュー・グラント、ポール・キング監督、プロデューサーのデビッド・ハイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーが登壇した。

大歓声で迎えられたシャラメは「東京に来ることができて嬉しいです。ありがとうございます」と日本語を交えて挨拶。グラントが「ティモシーが素晴らしい」と褒めると、シャラメが「ヒューも素晴らしい」と返し、そのままウンパウンパの歌を口ずさんでグラントを笑わせる一幕も。


続けて、日本の印象を聞かれたシャラメは「最高、大好きです。プライベートでも訪れたい」とにっこり。ウンパルンパを演じたグラントは「どういう風に自分が演じたのか、技術的にわかっていないです。綿密なシステムだったので、一番覚えているのはカメラがたくさんついたヘルメットをかぶって撮影をしたことです」と振り返った。


また、本作のストーリーにちなみ、夢を追いかける人々へのアドバイスを求められたシャラメは「アドバイスをする立場ではないですが、たぶん僕が10歳くらいだった頃、ジョニー・デップの『チャーリーとチョコレート工場』を見て感動していたときに、自分が今ここにいてウィリー・ウォンカを演じて東京に来るって言われたら絶対に嘘だと思ったと思います。皆さんも夢を追いかけてください」と話していた。

ステージイベントには、 “完全吹替版”に参加している「Da-iCE」の花村想太(ウォンカ役)、セントチヒロ・チッチ(ヌードル役)が登場した。シャラメは「素晴らしい仕事に感謝しています」と2人にハグをしていた。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、12月8日に全国公開。
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