「グラインドハウス」から16年 イーライ・ロス最新作「サンクスギビング」がタランティーノの映画館ビスタ・シアターで上映
2023年11月17日 16:00

クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組み、映画本編2本と実在しない映画の予告編5本で構成された伝説のホラー映画「グラインドハウス」(07)。その中で上映されたフェイク予告編「感謝祭(Thanksgiving)」をイーライ・ロス監督自らの手により、長編映画化した「サンクスギビング」のファン・スクリーニングが11月14日(現地時間)、米・ロサンゼルスにあるビスタ・シアターで行われた。
ビスタ・シアターは1923年にオープンした老舗の映画館。タランティーノ脚本&トニー・スコット監督による映画『トゥルー・ロマンス』に登場することでも有名な場所だ。2021年にクエンティン・タランティーノが購入し、改装を経て11月17日に再オープンする予定となっている。再オープン後の初の興行作品が本作「サンクスギビング」の35ミリ上映、11月22日からはリドリー・スコット監督、ホアキン・フェニックス主演の「ナポレオン」(日本公開12月1日)の70ミリ上映となっている。
ファン・スクリーニングに登場したのは、イーライ・ロス監督はじめ、本作の脚本・製作であり「グラインドハウス」のフェイク予告編「感謝祭(Thanksgiving)」でも脚本・出演を務めたロス監督の幼なじみジェフ・レンデルや、キャストのアディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ヴェルラークそしてリック・ホフマンも登場。にこやかな笑顔でフォトセッションも行われたが、映画本編ではこのキャスト全員が恐怖に慄くことになった。
ロス監督はタランティーノ監督の映画館で本作が上映されることに対し「この瞬間は大きな意味を持ちます。クエンティンからビスタ・シアターのことは年々も聞いてきました。そして時が経ち、その最初の上映作品がこの『サンクスギビング』になることは非常にエモいです。まるで夢のようです。こんなことができるのはクエンティンだけです。彼は友達以上の存在です。彼は兄弟であり、死ぬほど彼のことを愛しています!!!」と、ほとばしる熱い思いを感動的に語っている。さらに会場には、ロス監督と同じように、「グラインドハウス」のフェイク予告編の1本「Don’t/ドント」を手掛けた、「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督も駆けつけた。
「サンクスギビング」は、マサチューセッツの田舎町で、謎の殺人鬼が「感謝祭≪サンクスギビング≫」の一夜を恐怖に陥れるサイコ・フェスティバル・スリラー。12月29日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






「ナミビアの砂漠」アマプラで見放題配信!「ビーキーパー」「劇場版ハイキュー!!」「私にふさわしいホテル」「密輸 1970」も
2025年2月27日 13:00
映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
同僚にあまりにオススメされるので、ミリしらで観たら不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに…衝撃の価格破壊!】2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ディズニープラス デジタルギフトカード(通常価格5,940円)が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)