ホアキン・フェニックス×リドリー・スコット「ナポレオン」ワールドプレミア 俳優スト終結で豪華キャストがパリに集結!
2023年11月16日 15:00

ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督による映画「ナポレオン」ワールドプレミアが現地時間11月14日(日本時間:11月15日)フランス・パリであり、監督、キャスト陣がレッドカーペットに登場した。全米映画俳優組合のストライキによりキャスト陣の参加が危ぶまれていたが、ストライキが11月10日に決着したため急遽参加が可能となり、会場を華やかに盛り上げた。
歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオンを描くスペクタクル超大作。撮影カメラ11台、エキストラ総勢8000人、莫大な製作費をかけてヨーロッパロケを敢行した。フェニックスがナポレオン、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役には、「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」のホワイト・ウィドウ役や「ワイルド・スピード スーパーコンボ」などのバネッサ・カービー。脚本は「ゲティ家の身代金」でもスコット監督とタッグを組んだデビッド・スカルパら、超一流のキャストとフィルムメイカーが集結した。リドリー・スコットとホアキン・フェニックスのタッグは「グラディエーター」(2000)以来23年ぶりとなる。
ワールドプレミア会場となったのはパリ8区のサル・プレイエル。ナポレオンが率いたアウステルリッツの戦いでの大勝の記念に建てられた凱旋門にも程近い巨大コンサートホール。敷き詰められたレッドカーペットには、世界各国の取材陣が押し寄せた。熱気に包まれる中監督とキャスト陣が登場、ゲストとしてホアキンの妻で俳優の妻のルーニー・マーラや仏名優バンサン・ペレーズらも参加し、公開を前に歓喜の“凱旋”となった。
レッドカーペットに登場したフェニックスは、ステラ・マッカートニーのスーツに身を包み、笑顔で共演者やスタッフと久々の再会を楽しんだ。ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌを演じたカービーは「共感することが多かったです。離婚を公にされても、大きなプレッシャーの中、帝国の後継者を産むことができなかったことでさえもジョセフィーヌは最後まで威厳を保ち、素晴らしい存在であり続けたと思います」とコメント。
ナポレオンの盟友ポール・バラスを演じたタハール・ラヒムは「多くの経験を積むことができました。演出だけでなく、編集においても自分が何を望んでいるのかを熟知している監督を目の当たりにしているのですから。非常に感銘を受けました」と感謝を述べた。上映会場では軍楽隊のパフォーマンスも行われ、客席の期待は最高潮。満席の客席の中をリドリー・スコット監督が登場すると大きな拍手が送られた。

スコット監督は、「この映画を皆さんは魅力的に思ってくださることでしょう。私はイギリス人ですが、最も有名なフランスの歴史をこの映画に収めています。正しく描けていることを願っています。ナポレオンの伝説は、彼の生前と同様に今日でも注目されています。ナポレオンが1821年に亡くなってから、毎週1冊のペースで本が書かれ、それは10,400冊にものぼります。私はジョセフ・コンラッドのナポレオンをテーマにした小説をもとに、何年も前に構想を練り始めました。私のフランス文化への情熱が合わさり、ナポレオンへの熱は決して冷めることはありませんでした。幸運にもホアキン・フェニックスをナポレオン役に、バネッサ・カービーをジョセフィーヌ役として起用することができました。もちろん、他の素晴らしいキャストやスタッフたちにも恵まれました。皆さんにぜひ楽しんでいただけることを願っています」とパリの映画ファンに向け語った。日本公開は12月1日。
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