北乃きい、森崎ウィンに一目惚れ… ふたりの結ばれない初恋が切ない「おしょりん」特別映像
2023年11月2日 11:00

北乃きい、小泉孝太郎、森崎ウィンが共演する「おしょりん」の特別映像「初恋編」がお披露目。主人公・むめ(北乃)が青年・幸八(森崎)と出会い、一目惚れする瞬間と、ふたりの結ばれない初恋の行方が、切なく映し出されている。
藤岡陽子氏の同名小説(ポプラ社刊)を映画化した本作は、史実をもとに、日本産メガネの95%を生産している聖地・福井県の成り立ちを追いかける物語。明治時代、豪雪地帯のため冬は農作業ができず、収入の道がなくなる村を助けようと、メガネ工場をゼロから立ち上げた増永兄弟と、ふたりを信じて支え、見守り続けた妻・むめを描く。「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」の児玉宜久監督がメガホンをとった。

むめは、増永兄弟の兄・五左衛門(小泉)の妻として、兄弟のメガネづくりを支える役どころ。しかし特別映像は、むめが弟・幸八に一目惚れしていることが分かるシーンで始まる。夢を語り合ったり、河原で水をかけ合ったりと、幸八も彼女に惹かれているのは明らか。ある日、親同士が決めた増永家との結婚が決まり、心躍らせるむめだが、目の前に現れたのは、兄の五左衛門だった。むめは思わず「違うっ」と口に出すほど驚く。
女性の自由が少なかった時代、親が決めた相手の元に嫁ぐことは珍しくないことだった。しかし、心をときめかせた相手と結ばれると思っていたむめと、彼女と兄の祝言の席でふたりを見つめる幸八の表情からは、やりきれない思いと、違った形で家族となったやるせなさが伝わってくる。惹かれ合う思いを飲み込むしかなかったふたりの甘酸っぱい初恋は、本作の隠された魅力となっている。
「おしょりん」は、10月20日から福井での先行公開を経て、11月3日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国公開。
(C)「おしょりん」制作委員会
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