中島健人が覚醒! 「おまえの罪を自白しろ」コラボMV完成、中村倫也&千葉雄大&瀬々敬久監督らのコメントも
2023年10月27日 12:00
中島健人(「Sexy Zone」)が主演した「おまえの罪を自白しろ」(公開中)から、「B'z」が書き下ろした主題歌「Dark Rainbow」の特別コラボPV(https://youtu.be/O2wQ8N19BCk)と、新場面写真がお披露目。あわせて、中村倫也、千葉雄大、瀬々敬久監督ら著名人のコメントも公開された。
本作は、映画「アイ・アム まきもと」やドラマ「Mother」「Woman」で知られる水田伸生監督が、真保裕一氏の同名小説(文春文庫刊)を映画化するタイムリミットサスペンス。中島に加え、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、尾野真千子、金田明夫、角野卓造が共演している。
政治家一族の宇田家の次男・晄司(中島)は、建築会社を設立するも倒産。やむなく政治スキャンダルの渦中にいる、内閣府副大臣である父・清治郎(堤)の秘書として働く、煮え切らない日々を送っていた。そんなある日、一家の長女・麻由美(池田)のまだ幼い娘が誘拐された。犯人からの要求は身代金ではなく、清治郎への「これまでに政治家として犯した罪を全て自白しろ」というものだった。その背景には、決して明かすことが許されない、国家を揺るがす罪の存在があった。地位と権力に固執し、口を閉ざす清治郎へのもどかしさから、怒りをあらわにし、真っ向から対立する晄司。やがて彼は、警察、マスコミ、国民までをも巻き込む壮大な事件の真相を暴こうと奔走する。
初披露シーンも数多く使用されたコラボPVの冒頭では、「力を貸してください。罪を自白させるために」と刑事・平尾(山崎)に協力を仰ぐ晄司のセリフとともに、松本孝弘の奏でる鮮烈なギターサウンドが印象的なイントロが流れる。原作を読み込んで書き下ろされたという歌詞が導くように、利権にまみれた政界を生きる晄司、清治郎と彼を取り巻くマスコミの姿を活写。「B'z」は「“闇を相手に暴れる感情”をイメージして作った」と語っており、爆発力と疾走感に満ちたサビにのせ、家族の命を救うため、走り、叫び、奔走する晄司が切り取られている。最後には何かを掴み、“覚醒”した晄司の姿が。鬱屈とした思いを抱えた彼が、国家を揺るがす罪と向き合うなかで、果たしてどのような変貌を見せるのか――本編が気になる仕上がりだ。
新場面写真は、晄司が平尾に協力を求め、電話をかけるシーン。SNSでは、「先の読めないストーリー展開で、結末にハラハラしながら見入った」「スピード感、緊張感のある、あっという間の101 分」「親子の絆にグッときた」「感情移入した」などの声が寄せられた。「回数を重ねるごとにより楽しめる!」と、“おかわりおま罪”をする人もいるようだ。
政治家、警察、報道機関。そこにある罪と矜持。 家族それぞれの思いとは。登場人物たちの思惑とは。息もつかせぬ疾風怒濤のサスペンスムービー。
言えることと言えないことと、知ったこっちゃないこと ある人には些細に思われることも、誰かにとっては大きく重いことだったりする 生きていく上で大事なことを見誤らないで生きていけたらいいのに
ポリティカル・クライム・ムービーが遂に日本のメジャー映画で出現した。素晴らしいと思う。二世議員の可否が問われる現実を撃つように、展開する血族ファミリーの葛藤。そこには国家や家族に向きあう厳しさがある。
エンドロールが流れた後もこの一本は生き続けます。中島健人さんが演じる晄司のこの後の人生を想像する。彼はどう人として成長し、どの様に歩むのか。もしくは大きく変化してしまうのか……。どう転んでも本編と同じ緊張感に満ちている。
残酷な犯罪によって浮き彫りにされる政治の闇。それに伴い、爆発的な速度で動き出す世界。「あれ、これって映画だよね?」。この映画はあまりに容易くスクリーンから飛び出し、我々が生きる現実を侵食していく。今、全国民が襟を正して観るべき映画なのかもしれない。
想像を超えたポリティカルサスペンス。 誘拐された少女の命を守るのか? 総理の政治生命を守るのか? その二つを天秤にかける政治家たち。絵空事と言えないのは、政治家を守るために犠牲になった人たちのことを思い出してしまうからなのだ。
刻々と迫りゆくタイムリミット。 スピード感あるスリリングな展開にハラハラドキドキしっぱなし! やがて明かされる結末は物悲しく、政治家によるひとつひとつの判断が市民に及ぼす影響を、改めて考えさせられた。
政界の裏側や政治家の功罪がリアルに描かれている。政治家の生態を知るきっかけになる映画と言えるだろう。また、全編に流れる家族の絆、親子の愛情には胸打たれるものがあるものの、 そこには政治家特有のエゴも垣間見える。驚きの真相と意外なラストシーンをぜひ劇場で!
政治家はいつ良心を捨てるのか。凡人と悪人の境界線が曖昧に揺れる永田町の物語。
信用も信頼も地に落ちたこの罪深い時代に、 映画で、エンタメでどう政治家を描くのか。本作の熱と怒に一つの姿勢を見た気がした。
中島健人が演じる国会議員の息子に共感するのは、己の誤りを認めず、厚顔無恥を看過し、誠心誠意という言葉が死語になってしまうかのような現代社会の危うさに対して、四面楚歌を厭わず宣戦布告してみせているからだ。
社会を正すのか、私服を肥やすのか。政治という面からは見えない人間関係をサスペンスフルに描きつつ、力強い俳優たちの演技で更にヒリついたミステリーへと仕上げるなんて。 この心理戦、勝者が誰か、ラストまで分からなかった。
“過去に犯した1つの罪”は一体何を生み出してしまうのか”!? まさかの展開と予想外の真実に驚かされるクライムサスペンスが誕生。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。