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ロマン・ポランスキー監督の名作「戦場のピアニスト」4Kデジタルリマスター版、12月1日から公開

2023年10月27日 08:00

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今年はワルシャワ・ゲットー蜂起から80年の節目
今年はワルシャワ・ゲットー蜂起から80年の節目

ロマン・ポランスキー監督の名作「戦場のピアニスト」の4Kデジタルリマスター版が、12月1日から公開されることがわかった。あわせて、メインビジュアル、予告編も披露された。

第75回アカデミー賞主要3部門、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、世界中で数々の栄誉に輝いた「戦場のピアニスト」。ドイツ軍の侵攻によって平穏な日常を奪われ、愛する家族を失い、たったひとりで戦場をさまよう若きユダヤ人ピアニストを描いた不朽の名作が、劇中でも描かれる歴史的悲劇、ワルシャワ・ゲットー蜂起から80年目の今年、初の4Kデジタルリマスター版として公開されることになった。壁に囲まれたゲットーで虫けら同然に殺される人々。死と隣り合わせの飢えや孤独。徹底的に破壊された町並み。ことごとく人間の尊厳を踏み潰されながらも、決して“生”を手放さず、希望を失わないピアニストの気高い姿。そんな数々の名シーンが、重厚さを増した美しい映像で蘇る。

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1939年、ナチスドイツによるポーランドの侵攻が始まった時、ウワディスワフ・シュピルマンは放送局で演奏するピアニストだった。ワルシャワ陥落後、ユダヤ人はゲットー(ユダヤ人隔離居住区)に移住させられ、飢えや無差別殺人に脅える日々を強いられる。やがて何十万のユダヤ人が強制収容所に移送される中、シュピルマンは一人、奇跡的に免れるが……。

ベースとなったのは、主人公ウワディスワフ・シュピルマンによる驚くべき実話。自らも幼い頃クラクフのゲットーで過ごし、母を収容所で亡くしたポランスキー監督が、自身の体験に裏打ちされた恐ろしいまでのリアリズムで映像化に挑んでいる。

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主演は、昨今ではウェス・アンダーソン監督作の常連としても知られるエイドリアン・ブロディ。本作でアカデミー賞主演男優賞を史上最年少で獲得している。またショパンの名曲の数々が、まるで鎮魂歌のように全編にわたって美しい音色を響かせている。

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メインビジュアルは、主人公たちが過ごしたゲットーの無慈悲な壁と共に、生の象徴とも言えるピアノの鍵盤をデザイン。予告編では、家族と暮らしていたシュピルマンたちの日常が徐々に崩れ、ユダヤ人たちが迫害されていく様から始まり、シュピルマンの辿る数奇な道がショパンの旋律にのせて描かれる。多くのエキストラを起用した凄まじい移動シーンや荒れ果てた街の風景、あるドイツ兵との出会いのシーンをはじめ、4K版で蘇った映像の深く美しいコントラストにも注目だ。

戦場のピアニスト」4Kデジタルリマスター版は、12月1日より角川シネマ有楽町ほか全国順次公開。

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