今年90歳を迎える大ベテラン・草笛光子が世界一のガンスミス役「この年になって銃を扱うのは面白いし、そういう私を見てみたい」
2023年10月15日 10:00

玉山鉄二が主演を務めるAmazon Original映画「次元大介」では、日本ミュージカル界のパイオニア的存在であり、御年89歳の大ベテラン・草笛光子が存在感を発揮している。役どころは、次元(玉山)が愛銃の修理を依頼する世界一のガンスミス・矢口千春。草笛の女優として常に挑戦し続ける原動力には「新しい自分を見てみたい」という“自らへの探究心”があることを明かしている。
「ルパン三世」シリーズの中でも随一の人気を誇る次元大介を主役に据えたアクション映画。Amazonスタジオと「ルパン三世」をプロデュースし続けてきたトムス・エンタテインメントが、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーを創出した。実写映画「ルパン三世」で次元大介を演じた玉山が、本作で再び主演として同役を務める。

過去200作品以上にわたって、さまざまな人物を演じてきた草笛。本作で扮するのは、スラム街を離れ、普段は商店街で時計屋を営む世界一のガンスミス・矢口千春だ。俳優歴73年目で数々の難役に挑戦してきた草笛にとっても、ガンスミスを演じるのは初めてのことだった。
新しい役柄に臨む草笛の心には「色んな役をやって参りましたが、この年になって銃を扱うのは面白いし、そういう私を見てみたいなと思ったんです」と飽くなき探究心があったことを告白。その向上心こそが、草笛が年齢を重ねても変わらず“現役女優で居続けられる秘訣”と言えるだろう。

今回演じた千春については「表向きは商店街の時計屋のおかみです。地下を降りると、銃を作る女です。そういう二面性を持ったキャラクターです」と解説しながら「とても自分と距離がある役でした。でも距離があるからこそ女優としては燃えますね」と語っている。
草笛「自分の中には世界で名の知れた銃職人の経験がないので、どうしたら演じられるかは悩みました。新鮮ではあったけど、責任は重いなと思いました」

10月22日には、90歳を迎える草笛。悩みながらも初挑戦したガンスミスの千春は、次元と孤独な少女・オト(真木ことか)の運命を変える、本作のキーマン。草笛が新たに魅せる名演に注目してほしい。
「次元大介」は、Prime Videoにて配信中。
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