花村想太「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」完全吹き替え版で、若き日のウォンカ役 歌唱シーンも担当
2023年10月11日 12:15

映画「チャーリーとチョコレート工場」で有名な工場主ウィリー・ウォンカが、若き日に夢をかなえる姿を描く「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の完全吹き替え版が製作されることが決定。ティモシー・シャラメ演じるウォンカ役を担当する花村想太(Da-iCE)をはじめ、セントチヒロ・チッチ、長田庄平と松尾駿(チョコレートプラネット)、岸祐二、武内駿輔、松本梨香がセリフの日本語吹き替えに加え、劇中歌全13曲の歌唱を担当することになった。

この発表を受けて10月11日、花村らは本作のテーマにちなんで「夢がかなう」場所として知られる東京・神田明神にて会見を実施。花村にとっては、声優初挑戦で「大好きな作品の一部になれて、本当に幸せ。すごく緊張していますが、作品の世界観を伝えられれば」と強い意気込み。本国のボイステストを経て、起用が決まり「いざ、マイクの前に立ったら、びっくりするくらい棒読みで(笑)。歌は本職なので、伸びやかに歌えたが、映像と口が合っていないという話になって」と合格までの苦労を明かした。

この数年は、声優に挑戦したいと周囲に語っていたといい「夢がかなったと同時に、自分の歌声が作品に乗るのは、幸せなこと」と喜びを新たにしていた。シャラメの声を担当することについても「光栄な気持ち」と明かし、「表情がすてきなので、声質を合わせていきたい。夢を見つける、追いかけることのすばらしさを知ってもらえるきっかけになれば」と抱負を語った。


チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長を演じるチョコプラ長田は「“チョコレート”を背負っていますので、これは失敗できない。実家が町工場なので、まさにチョコレート工場」と作品との縁をアピール。「芸人をやめて、アーティスト方向に振らせていただければ。仕事の幅を広げたい」と意欲を燃やすと、相方の松尾から「誰も求めていない」とツッコミ。その松尾も「映画の公開が12月ということで、これが仕事納めのつもりで頑張る」と意気込みを見せ、長田から「年末特番、出ないの?」と心配されていた。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、12月8日に日米同時公開。監督は「パディントン」シリーズのポール・キング。「ハリー・ポッター」シリーズ、「バービー」のデビッド・ハイマンがプロデューサーを務める。
幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカが夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かうことに。しかし、そこは夢見ることを禁じられた町。人々をあっと驚かせる魔法のチョコレートを生み出すウォンカの才能を妬んだ“チョコレートカルテル3人組”に邪魔されながらも、大切な仲間と共に、あの“チョコレート工場”を作るまでの軌跡が明かされる。
ウィリー・ウォンカ/魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人
ヌードル/ウォンカの魔法を信じる孤独な少女
警察署長/チョコが好きすぎて悪事に手を染める
神父/チョコレート中毒で謎に満ちた人物
スラグワース/ウォンカの夢を邪魔する街の実力者・チョコレート組合の長
フィクルグルーバー/スラグワース率いるチョコレート組合の1人
ミセス・スクラビット/意地悪でがめつい宿屋の主人
プロドノーズ/スラグワース率いるチョコレート組合の1人
ウォンカの母
ブリーチャー/ミセス・スクラビットの相棒として宿屋とクリーニング店を営む
アバカス/ミセス・スクラビットに騙され働かされている。ウォンカの良き仲間になる
ハイパー/ミセス・スクラビットに騙され働かされている。ウォンカの良き仲間になる
ロッティー/ミセス・スクラビットに騙され働かされている。ウォンカの良き仲間になる
ラリー/ミセス・スクラビットに騙され働かされている。ウォンカの良き仲間になる
アファブル巡査/ウォンカが住む町で働く警察官
幼少期のウォンカ
コリン/思いを寄せる彼女へのプロポーズに失敗し、落胆するウエイター
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