二宮和也、主演作「アナログ」公開日に大野智と遭遇!「縁でつながっている」
2023年10月6日 19:18
ビートたけしが初めて書きあげた恋愛小説を映画化した「アナログ」の初日舞台挨拶が10月6日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の二宮和也、ヒロインを務めた波瑠、共演する桐谷健太 浜野謙太 藤原丈一郎 板谷由夏 タカハタ秀太監督(「鳩の撃退法」「ホテル ビーナス」)が登壇した。
手作りや手書きにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)と、携帯電話を持っていないという商社勤務の謎めいた女性・美春みゆき(波瑠)が、連絡先を交換する代わりに、毎週木曜日に喫茶店で会う約束を交わし、丁寧に関係を紡いでいくラブストーリー。「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦が脚本を手がけた。
挨拶に立った二宮は、「この映画を見て、奇跡というものが存在していて、縁とか運で、大変な1日も、うれしい1日もあって、同じ1日はないから、毎日を一生懸命に生きるべきだなと思った」と本作が訴えるテーマを熱弁。「本当に何が起こるかわからない」と前置きし、同日、会場に向かう際の出来事として「大野智に出会いました。すごく元気に歩いていました」と報告すると、ファンは大きな歓声をあげていた。
「車を運転していたら、どこかで見たことある人だなって(笑)。『何しに行くの?』って聞かれたので、いまから舞台挨拶なんだと伝えたら『頑張って~』って。縁でつながっているんだなというシチュエーションでした」(二宮)
舞台挨拶では、本作を誰と見たいかと問われる場面もあり、二宮は「どなたと? いや、なんか発想が逆で、この映画はひとりで見て、見終わった後に、誰を思い浮かべるんだろうと確認するのもいいかなと思う」とコメント。桐谷が「親友3人組でオーディオコメンタリーばりに、わちゃわちゃ見たい」と劇中で友人を演じた二宮、浜野との鑑賞を提案すると、二宮は「それはアリですし、お客さんと一緒に見る会もあっていい。いろんな発見があるんじゃないですかね」とファンとの鑑賞会に期待を寄せていた。