「わたしは最悪。」ヨアキム・トリアー監督とレナーテ・レインスベ、再タッグ
2023年9月24日 20:00

アカデミー賞で国際長編映画賞と脚本賞にノミネートされたノルウェー映画「わたしは最悪。」(2021)のヨアキム・トリアー監督と、同作でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞レナーテ・レインスベが、新作「Sentimental Value(仮題)」で再タッグを組むことがわかった。
米バラエティによれば、本作は母の死に心を痛める役者のノラ(レインスベ)と妹アニエスのもとに、長らく姿を消していた父グスタフが戻ってくるというファミリードラマ。かつて著名な映画監督だった父は再起をかけた新作の脚本をたずさえ、ノラに主演をオファーするが彼女は拒否し、父はフランスで開催された自身の回顧展で出会ったハリウッド女優を代わりに主役に起用する。やがてノルウェーで撮影がはじまると、父と娘たちが絆を取り戻す機会が訪れる、というストーリーのようだ。
「Sentimental Value(仮題)」はトリアー監督とエスキル・フォクト(「わたしは最悪。」「テルマ」)が共同で脚本を執筆。ノルウェー、フランス、ドイツで撮影が行われる。
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