「ガンニバル」シーズン2、制作決定! 柳楽優弥らキャスト&スタッフ続投、完結編を描く
2023年9月21日 06:00
柳楽優弥が主演した、ディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」のシーズン2が制作されることが決定。あわせて、特別映像(https://youtu.be/r0U4I3wzqv8)と特別ビジュアルがお披露目された。
本作は、累計発行部数350万部を超える、二宮正明氏による同名サスペンスコミックをドラマ化するもの。シーズン1が2022年12月からディズニープラスの「スター」で独占配信されると、外界と隔絶した山間部のロケーション、ミステリアスで濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンスとアクションを融合させた映像世界が話題に。衝撃的なストーリー、一度見たら逃れられない強烈な没入感で、SNS上でも大きな盛り上がりを見せ、多くの熱狂的なファンを生み出した。
シーズン1の最終話配信直後から、続編を望む声が多く上がっていたが、このほど、シーズン2の制作が発表された。なお発表前日の9月20日、ディズニープラスの公式X(@DisneyPlusJP)では、舞台となる供花村(くげむら)の公式キャラクターで、椿の妖精をモチーフにした「くげっし~」がピースサインをする画像のみが投稿されていた。この“匂わせ投稿”を受け、SNSではシーズン2への期待の声が高まっていた。
前作では、都会から遠く離れた山間にある供花村で、「この村では、人が喰われているらしい」という信じがたい噂の真相が徐々に明らかになり、大悟がある真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じた。シーズン2では、供花村の隠された真実にまつわる完結編が描かれる。
シーズン2でも、豪華なキャストとスタッフの続投が決定。狂気じみた一面を見せる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽をはじめ、供花村を支配する後藤家の次期当主・後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・有希役の吉岡里帆が再び顔をそろえる。「岬の兄妹」「さがす」が国内外で絶賛された片山慎三が監督、「ドライブ・マイ・カー」で第94回アカデミー国際長編映画賞を受賞した大江崇允が脚本、同じく「ドライブ・マイ・カー」の山本晃久がプロデューサーを担う。
シーズン2制作決定にあわせ、キャスト・スタッフがコメントを寄せている。柳楽は、「前作の世界観はありつつも、影響力を持つ作品だと思うので、今回もイノベーティブに作品が持つ力強さだったり、クリエイター、製作陣、スタッフ、キャストとエネルギーがたくさんあるこのチームで新たな風を吹かせたいなと思っています」と意気込む。笠松は、「また後藤家に帰ることができて、心から幸せです。シーズン1を超えるスケールの作品を皆様にお届けできるよう、安全第一で現場に臨みたいと思います。もうしばらくお待ちください」と期待をあおる。吉岡は、「ガンニバルは後半にかけてさらに盛り上がっていく作品だと思っているので出演者の1人として、そしてガンニバルファンとしてもワクワクしています。とはいえ、まずは撮らなければなのですが(笑)」と思いを明かした。
特別ビジュアルは、本作の世界観をイメージした赤と黒の色調。「これで、終わらせる、すべてを」いう強烈な意志を感じさせる力強いメッセージとともに、狂気をにじませた鋭い眼光を放つ大悟が切り取られている。特別映像は、シーズン1での大悟の印象的なセリフ「ボケカスが!」とともに始まり、終始聞こえてくる大悟の呼吸音が、不穏なムードを掻き立てる。最後には、供花村に潜む謎の存在“あの人”の姿もあり、シーズン2が気になる映像となった。
柳楽、笠松、吉岡、片山監督、大江、原作者の二宮氏のコメント(全文)は、以下の通り。
まずはシーズン2の制作が決まり嬉しいです。
前作の世界観はありつつも、影響力を持つ作品だと思うので今回もイノベーティブに作品が持つ力強さだったり、クリエイター、製作陣、スタッフ、キャストとエネルギーがたくさんあるこのチームで新たな風を吹かせたいなと思っています。
ただ、冷静に目標達成を目指しつつもエンタテイメントとして作品に関わっているということを忘れずに、長期間の撮影みんなで集中して良いものを作りたいなと思います。期待して待っていてください。
また後藤家に帰ることができて、心から幸せです。シーズン1を超えるスケールの作品を皆様にお届けできるよう、安全第一で現場に臨みたいと思います。もうしばらくお待ちください。
遂にシーズン2が始動します。前作が公開されてから大きな反響を頂き大変ありがたいなと思っていました。シーズン2では謎に包まれていた後藤家の全貌と、人喰い村と言われる所以、歴史が描かれていきます。ガンニバルは後半にかけてさらに盛り上がっていく作品だと思っているので、出演者の1人として、そしてガンニバルファンとしてもワクワクしています。とはいえ、まずは撮らなければなのですが(笑)。
供花村の闇に飲み込まれそうで飲み込まれない私達強靭な家族の絆を、シーズン2でもお見せ出来ればなと思っています。楽しみに待っていて下さい!
シーズン1を、ご覧になった皆様大変お待たせいたしました。
前回で、明らかになった供花村の秘密が、その呪いが、より深く、より広がっていく様を描いて行けたらと思っております。
さらにスケールアップした世界観を楽しんで貰えたら嬉しいです。
ガンニバルは愛に関する物語なのかもしれません。
決してホラーやスプラッターではありません。今回はこれにアクションが加わりました。もしホラーが苦手で敬遠されていた方はこれを機に是非原作を読んで頂き、よろしければシーズン1からご覧になって下さい。
あんな終わり方しといて、シーズン2、もうないんだろうなと思っていた皆様、同感です!
僕ももう諦めておりましたがまさかのシーズン2!!
今回漫画にはなかった展開もありそうなのでより一層いち視聴者として楽しみにしております! ガンニバル万歳!!!!
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。