瀬戸康史、声優デビューに喜び 共演の声優陣を前に「完全にファン目線」
2023年9月16日 16:20
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの人気アニメの脚本家で、「さよならの朝に約束の花をかざろう」で監督デビューを果たした岡田麿里の監督最新作「アリスとテレスのまぼろし工場」の公開記念舞台挨拶が9月16日、都内の劇場で開催。岡田監督をはじめ、声優を務めた榎木淳弥、上田麗奈、久野美咲、瀬戸康史、林遣都が登壇した。
出口を失い、時が止まったままの街を舞台に、鬱屈した思いを抱える14歳の正宗が、謎めいた同級生・睦実、野生の狼のような少女・五実(いつみ)らとの出会い、恋の衝動によって世界を動かしていくさまを描き出す。
岡田は「3カ月前には、完成すると思ってなかったので、いま、“まぼろし”感が強いです(笑)」と無事に公開を迎え、観客に届けることができたことに安堵の表情。収録された声優陣の声を作画に活かしながら、作品を作り上げていったことを明かし「声をやっていただくというより、一緒にキャラクターを生み出していただいた感じです」と声優陣への感謝の思いを口にした。
瀬戸はアニメ好きを公言してきたが、本作で念願かなって声優に初挑戦。「岡田監督、MAPPAさん、ありがとうございます。声優デビューです」と喜びをかみしめるように語り、会場は温かい拍手がわき起こる。共演した豪華声優陣を前に「アニメ大好きなんでワクワクしますね。『あの声だ!』って感じで、ファン目線ですね、完全に(笑)。それくらいアニメが好きなので」とあふれんばかりのアニメ愛をまくしたてる。
この日は、劇中の時が止まったまま変化が禁じられた街で用いられる「自分確認票」にちなんで、この票の項目のひとつである「将来の夢」を登壇陣が発表したが、瀬戸は「幸せに暮らす」、榎木は「家族に囲まれて死ぬ」、上田は「猫ちゃんと一緒に、なるべくハッピーに暮らす」、久野は「毎日、笑顔でのんびり暮らすこと」とまるで示し合わせたように日常の何気ない幸せを大切にしたいという願いを掲げる。
そんな中、林は「リニア中央新幹線に乗りたい」という近未来の、リアルな“夢”を掲げ「地元が関西なんですが、(東京から)大阪まで1時間くらいになると。これはもう、夢ですね」と語り、会場の笑いを誘っていた。
そして、岡田監督は「何十年先もアニメを作っていたい!!」とファンにとっても嬉しい夢を明かし、会場は温かい拍手に包まれた。
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