森崎ウィン、初めて映画タイアップ曲を担当! 北乃きい主演「おしょりん」を彩る
2023年9月15日 17:00

北乃きいの主演映画「おしょりん」に出演する森崎ウィンが、アーティストとしての“MORISAKI WIN”名義で、エンディング曲「Dear」を手がけることがわかった。自身初となる映画のタイアップ曲で、10月18日からデジタル配信される。
藤岡陽子氏の同名小説(ポプラ社刊)を映画化した本作は、史実をもとに、日本産メガネの95%を生産している聖地・福井県の成り立ちを追いかける物語。明治時代、豪雪地帯のため冬は農作業ができず、収入の道がなくなる村を助けようと、メガネ工場をゼロから立ち上げた増永兄弟と、ふたりを信じて支え、見守り続けた妻・むめを描く。“ものづくり”の魅力と、実用品かつ装飾品でもあるメガネに渾身の技術と魂を吹き込む職人たちと、彼らを支える家族の姿を、感動的に映し出した。

北乃は、主人公・むめ役を務め、女性の自由が少なかった時代に、メガネづくりを成功させるという夢を見ることで、心の自由を手にした女性を生き生きと演じた。むめの夫である増永兄弟の兄・五左衛門に小泉孝太郎、弟・幸八に森崎を配した。「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」の児玉宜久監督がメガホンをとった。

時は明治27年、福井県足羽郡麻生津村(あすわぐんあそうづむら/現・福井市麻生津)の庄屋の長男・増永五左衛門と結婚したむめは、育児と家事で忙しい日々を送っていた。ある日、五左衛門の弟・幸八が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと持ちかける。いまはほとんど知られていないメガネだが、活字文化の普及で、必ずや必需品になるという。成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを助けることができる。初めは反対していたが、視力の弱い子どもがメガネをかけて大喜びする姿を見て、挑戦を決めた五左衛門は、村の人々を集めて工場を開く。さまざまな困難に、兄弟は幾度となく挫折するが、むめはそんなふたりを支え続ける。

主題歌を担う森崎は、スティーヴン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜てきされ、「蜜蜂と遠雷」では第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK大河ドラマ「どうする家康」では二代将軍・徳川秀忠を演じるなど、映画やドラマで活躍している。さらにはミュージカルの世界でも、「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2、「ジェイミー」「ピピン」「SPY×FAMILY」など、出演作が続いている。
アーティスト“MORISAKI WIN”としても、2020年に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。ファーストアルバム「Flight」は、5つの音楽配信サービスで1位を獲得した。本作のエンディング曲「Dear」は、切なくも、未来を明るく照らす温かいメロディと歌声が印象的だ。
「おしょりん」は、10月20日から福井での先行公開を経て、11月3日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国公開。
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