想像は、必ず覆される―― ベン・アフレック×ロバート・ロドリゲス監督「ドミノ」謎が謎を呼ぶ予告編
2023年9月9日 12:00
ベン・アフレックと「アリータ バトル・エンジェル」のロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだ「ドミノ」の日本版予告映像が披露された。どんでん返しのドミノの連鎖と、想像の3周先を行く驚愕のラストが見どころとなる本作。ロドリゲス監督が仕掛ける多重構造の世界観に圧倒される仕上がりだ。
予告編は、公園で遊ぶ少女を俯瞰でとらえると「何も信じるな…音も、声も、見るものすべて」という意味深なメッセージが畳みかけられ、アフレック演じる刑事ダニー・ロークが、突然姿を消した娘を探して公園の周囲を見渡す姿が映し出され、ロークの瞳にフォーカスしていく。
ある日、最愛の娘が行方不明になり、心身のバランスを崩しながらも仕事に復帰していたロークのもとに、銀行強盗のタレコミが入る。現場に急行したロークが貸金庫を開けると、そこには行方不明になった娘の写真が一枚残されていた。
屋外ではトラックが車をなぎ倒しながら横転し、ウィリアム・フィクナーが演じる怪しげな男が登場する。2人の警官を伴ったロークが男を屋上に追い詰め「娘はどこだ?」と問い詰めと、男は「犯人は彼では?」と意味不明な言葉を発する。すると、ふたりの警官は暗示をかけられたように銃口をロークに向ける。一体何が起こったのか。呆然とするロークに、「2人を責めるな刑事さん」という言葉を残して屋上から飛び降りて姿を消す。
突然現れた“絶対に捕まらない男”が、娘の行方を知っていると直感したロークは、捜査線上で出会った占い師ダイアナ(アリシー・ブラガ)に「奴は何者だ? 目的は?」と問いかける。男の秘密を知るダイアナは「彼は脳をハッキングしてる。その力で世界を作り変えようとしてるの」と明かす。娘の失踪の鍵を握る“絶対に捕まらない男”を追う父は、やがて現実と見紛う世界へと踏み込んでいく。
「ドミノ」は10月27日公開。
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