村上虹郎「ただいま!」 北村匠海&吉沢亮と「東リベ2」舞台挨拶に登壇「奇跡的」
2023年8月30日 20:37
俳優の村上虹郎が8月30日、都内で行われた映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」(公開中)のファイナルラン舞台挨拶に出席。今年3月に心身の不調により休養を発表後、初めて公の場に登壇した村上は、「ただいま!」と挨拶。「大変長らくお待たせしてしまいましたが、今日という日を迎えられて嬉しく思っています」と語った。
本作は、「東京リベンジャーズ」の続編2部作の後編。原作の人気エピソード「血のハロウィン編」を映画化した。主人公タケミチを演じた北村匠海、マイキー役の吉沢亮、一虎役の村上が登壇した。
以前、本作の舞台挨拶に立った北村、吉沢、山田裕貴らは、村上へ向けて「そろそろ出て来いよ、虹郎」「一緒にゲームやろうな」などと呼び掛けていた。
この日、最初に挨拶をした北村は「何度も舞台挨拶で最後と言っておきながら出てきてしまって、すみません。本日が本当に最後になると思います」と観客を笑わせてから、「仲間が帰ってきました。僕自身も感慨深い気持ちですが、あえてラフにいきたいと思います」と村上の登壇を喜ぶ。
続いて、吉沢も「公開から2カ月経って舞台挨拶をやらせていただくこともなかなかないですし、こうやって虹郎が帰ってきて、舞台挨拶ができて、たくさんの方に来ていただいて本当にありがたいなという気持ちです。楽しくゆるゆるやっていきましょう」と呼び掛けた。
村上は、改めて「ないはずの日(最後の舞台挨拶)がこうやって生まれて、事務所の人たちとかと『どうにかリベンジャーズの舞台挨拶ができればいいね』って、ぎりぎりでも参加できればという話は度々していました。言い方はあれですが、最悪一人でもと言っていたので、お二人が来てくれてかなりありがたいです。久々のメディアで、人前だし、緊張する部分もありますが、すごくやりやすいです」と、北村と吉沢に感謝。しんみりし過ぎているか村上が気にすると、北村が「あなたは今日なんにも気にするな」とフォローを入れた。
撮影の裏話では、吉沢が「車の上をポンポン飛んでいくアクションがあったのですが、虹郎がうますぎる。何回か俺のミスでやり直していて……。あそこの虹郎も憎たらしいくらい良かったです」と振り返っていた。
最後に、村上は「沁みるんですよね、久々にこういうところにいるので。わーってなるんですけれど。僕の半年、1年弱は停滞していたというか、迷走していたというか。時には暗い時間もあったんですけど、その時の自分の状態から考えると、本当に今日という日は奇跡的。この日が来るかわからなかったけれども、あぁ、こういう日も来るんだなという感覚があります。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」と言葉に詰まりそうになりながらも、思いを伝えた。
吉沢は「この映画を観て、一虎すげーな、村上虹郎が最高だなと思ってくれた方がたくさんいると思う」と話してから、「いいんですよ、僕の話なんて。本当はもうちょっと虹郎にしゃべってもらいたいんだけれどね。ありがとうございました」と明るく喋って場を和ませる。
何度も本作の舞台挨拶に立ち、主演として引っ張ってきた北村は「古い仲の虹郎が来てくれて本当に嬉しかったし、だからこそこういう場に虹郎が出るというならば、虹郎が望む形でその横にはいたいなという思いがあった。皆さんこの作品を愛してくれてありがとうございました。ラストこの3人でゴールテープを切れて良かったなと思います」と感慨深げに本作“最後”の舞台挨拶を終えた。
降壇時には村上が一人残り、観客に向けてピース。後ろの観客にも見えるよう大きく伸ばした手を振り、感謝を伝えていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
十一人の賊軍 NEW
【本音レビュー】嘘があふれる世界で、本作はただリアルを突きつける。偽物はいらない。本物を観ろ。
提供:東映
映画料金が500円になる“裏ワザ” NEW
【仰天】「2000円は高い」という、あなただけに伝授…期間限定の最強キャンペーンに急げ!
提供:KDDI
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 NEW
【人生最高の映画は?】彼らは即答する、「グラディエーター」だと…最新作に「今年ベスト」究極の絶賛
提供:東和ピクチャーズ
ヴェノム ザ・ラストダンス NEW
【最高の最終章だった】まさかの涙腺大決壊…すべての感情がバグり、ラストは涙で視界がぼやける
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
“サイコパス”、最愛の娘とライブへ行く
ライブ会場に300人の警察!! 「シックス・センス」監督が贈る予測不能の極上スリラー!
提供:ワーナー・ブラザース映画
予告編だけでめちゃくちゃ面白そう
見たことも聞いたこともない物語! 私たちの「コレ観たかった」全部入り“新傑作”誕生か!?
提供:ワーナー・ブラザース映画
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
追加料金ナシで映画館を極上にする方法、こっそり教えます
【利用すると「こんなすごいの!?」と絶句】案件とか関係なしに、シンプルにめちゃ良いのでオススメ
提供:TOHOシネマズ
ジョーカー フォリ・ア・ドゥ
【ネタバレ解説・考察】“賛否両論の衝撃作”を100倍味わう徹底攻略ガイド あのシーンの意味は?
提供:ワーナー・ブラザース映画
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。