夫婦の人生最後の旅を描く「人生は、美しい」予告編&場面写真披露 リュ・スンリョン、ヨム・ジョンア、オン・ソンウらが出演
2023年8月25日 10:00
「エクストリーム・ジョブ」のリュ・スンリョンと、ドラマ「SKYキャッスル 上流階級の妻たち」のヨム・ジョンアが初共演した「人生は、美しい」の予告編と場面写真が一挙披露された。夫婦役を演じたリュ・スンリョン、ヨム・ジョンアに加えて、本日8月25日に28歳の誕生日を迎えたオン・ソンウをはじめ、パク・セワン、シム・ダルギらフレッシュなキャストの姿も見ることができる。
本作は、夫婦の人生最後の旅をポップな音楽とともに描いたハートフルなロードムービー。ミュージカル仕立てとなり、韓国の懐かしのヒットソングが彩りを添える。不愛想で不器用な夫ジンボン役をリュ・スンリョン、余命宣告をされた妻セヨン役をヨム・ジョンアがそれぞれ演じた。若かりし頃のセヨンの初恋相手ジョンウ役で、K-POPグループ「Wanna One」出身で現在兵役中のオン・ソンウが出演するほか、若き日のセヨン役でパク・セワン、若き日のセヨンの親友・ヒョンジョン役でシム・ダルギなどフレッシュなキャストが顔を揃える。
平凡な専業主婦のセヨンは、亭主関白の夫ジンボンと、思春期真っただ中の生意気盛りな息子と娘に時にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされる。動揺したのも束の間、何かが吹っ切れたセヨンはおそらく最後となる誕生日プレゼントに、学生時代の初恋相手との再会を熱望。夫に彼を一緒に探してほしいと頼み込む。
予告編は、余命2カ月と宣告されたセヨンが、夫ジンボンに向かって「この人を捜して」と写真を見せ、「最期に初恋の人に遭いたいの」と強引に頼み込む場面から始まる。そして、韓国のヒットソングが流れる中、夫婦の最後の旅が映し出されていく。木浦から釜山、清州から小さな島・甫吉島へ、名前と年齢しかわからない初恋の人を捜す韓国横断の旅は、いつしかセヨンとジンボンのドラマチックな出会いや、熱いプロポーズなど夫婦の軌跡をたどる旅へと変わっていく。
メガホンをとったチェ・グクヒ監督(「国家が破産する日」)は、「人生には限りがあるけれど、それでも十分に美しく、幸せになれる」というメッセージを込めたと語る。脚本は「完璧な他人」「エクストリーム・ジョブ」などを手掛けたペ・セヨンが担当し、ソン・ガンホ主演の「タクシー運転手 約束は海を越えて」の制作会社ザ・ランプとタッグを組んだ。
「人生は、美しい」は、11月3日よりシネマート新宿、ヒューマントラスト有楽町他にて全国順次公開。