吉本実憂主演作は全編モノクロ! 「ダウンタウン・ユートピア」11月3日に公開
2023年8月11日 05:00

女優の吉本実憂が主演する映画「ダウンタウン・ユートピア」が、11月3日から公開されることが分かった。メガホンをとる大塚祐吉監督とは、吉本がヒロインを務めた「罪の余白」以降、4本目のタッグ作となる。
全編モノクロームに包まれた「ダウンタウン・ユートピア」は、息苦しい日々に病むひとりの女性が、酔狂な人々の影響を受け、いつしか自分らしく過ごせる居場所でほんの一歩前進する物語。支配欲の強い母親の存在に耐え切れず、実家から逃亡した岸ナオミは無銭飲食をしてしまうが、それをきっかけに今まで出会ったことのないユニークなタイプの2人とシェアハウスで過ごすことになる。彼らとの生活により、ナオミは徐々に本来の自分を取り戻していく……。
吉本が主人公のナオミに扮するほか、シェアハウスで過ごす2人を木村圭作と宮川浩明が演じる。ほか、中島広稀、堀部圭亮、カトウシンスケ、村岡希美、駒木根隆介、坂巻有紗、國本鍾建、松田ケイジら個性派が結集した。
映画は11月3日、東京・池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開。
吉本と大塚監督のコメント全文は、以下の通り。
■吉本実憂
自分の中の最大限の怒りと大塚監督のブラックユーモアを融合させて役づくりしました。
相手に対して、真っ直ぐに威嚇する時と怒りをイジりに変えて表面に出す時とで人を選んでるのが正直で、とても好きなキャラクターです。
仕事や育ってきた環境に当事者以外の人が浅く発言する事を偏見と言う。
そんな偏見が少しでもなくなるといいな、とこの作品を見て思いました。
相手に対して、真っ直ぐに威嚇する時と怒りをイジりに変えて表面に出す時とで人を選んでるのが正直で、とても好きなキャラクターです。
仕事や育ってきた環境に当事者以外の人が浅く発言する事を偏見と言う。
そんな偏見が少しでもなくなるといいな、とこの作品を見て思いました。
■大塚祐吉監督
家族という最も身近な社会の中で病んでしまった主人公。
彼女が行き着いた先で出会う、何に縛られる事も無く、独自の哲学を持ち自由気ままに生きているユニークな人々との交流により再生する姿が描かれています。
一方で、社会の中で自由気ままに生きているはずの人間が、仕事を通して社会の一員と成る話でもあります。
登場人物が地球を救う話ではありませんが、自分自身を救います。
何も深く考えず、ビールが飲みたくなる気楽に見れる映画だと思います。
彼女が行き着いた先で出会う、何に縛られる事も無く、独自の哲学を持ち自由気ままに生きているユニークな人々との交流により再生する姿が描かれています。
一方で、社会の中で自由気ままに生きているはずの人間が、仕事を通して社会の一員と成る話でもあります。
登場人物が地球を救う話ではありませんが、自分自身を救います。
何も深く考えず、ビールが飲みたくなる気楽に見れる映画だと思います。
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