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【インタビュー】竹中直人、マーベル声優の苦労を語る 徹底した情報管理で「台本はアフレコ当日に手渡される」

2023年7月26日 09:00

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「アベンジャーズ」(2012)以降10年以上、フューリーの声優を務めてきた竹中直人
「アベンジャーズ」(2012)以降10年以上、フューリーの声優を務めてきた竹中直人
『シークレット・インベージョン』 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2023 Marvel

俳優の竹中直人が、マーベル・スタジオのドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」の日本語吹き替え版で、サミュエル・L・ジャクソン演じる“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリーの声優を担当している。2012年公開の「アベンジャーズ」以降、10年以上にわたりフューリーの声優を務めてきた竹中だが、徹底した情報管理が求められるマーベル作品ならではの苦労も体験。「台本はアフレコ当日に、スタジオで直接手渡されるんです」と驚きの舞台裏を明かしてくれた。(取材・文・写真/内田涼)

※本記事には、配信中の「シークレット・インベージョン」および、マーベル映画に関するネタバレが含まれています。未見の方は、十分ご注意ください。
画像2『シークレット・インベージョン』 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2023 Marvel
――これまで数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場してきたニック・フューリーが、今回、満を持して主人公となり“シークレット・インベージョン(見えざる地球侵略計画)”に立ち向かう姿が描かれています。

ニック・フューリーといえば、象徴的な黒のコートに、あのアイパッチですよね。ところが今回は、毛糸の帽子をかぶって、アイパッチも外している。普段着のニック・フューリーなんです。もともと、スーパーパワーは持たない普通の人間ではありましたが、今回は本当の意味で“普通”です。今までのニックとは違い、人間としてのリアル感も増しています。ニックのテンションや心の揺れ動きをどう表現すべきなのか。いままで以上に声優として、命を吹き込むのはとても難しかったです。

――今回のフューリーは、“最後の戦い”に挑むかのような覚悟を感じさせますね。

はい。より人間的というか、いままでとは明らかに違う。彼自身の老いにも触れている。より深い部分で、ニック・フューリーという人物を知ることができました。

――「シークレット・インベージョン」の大きな魅力は、擬態能力を持ったスクラル人の暗躍によって「敵が誰なのかも分からない」という緊張状態が続く、サスペンスフルな展開だと思います。

まさにそうです。毎回毎回、誰を信じたらいいのかわからない。とてつもない緊張に包まれて、1話見終わると「あ~疲れた」ってなります(笑)。そこまでの緊張感と充実感を味わえるドラマは、なかなかないです。【不安感】こそが魅力です。覚悟して楽しんでほしいです。

画像3『シークレット・インベージョン』 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2023 Marvel
――第1話でいきなり、フューリーの側近であるマリア・ヒルコビー・スマルダース)が“退場”してしまう衝撃的な展開でした……。

本当に! 収録スタジオで初めて知って、驚きました。

――えっ? ひとつ確認なんですが、竹中さんが作品の内容を知るのは、どのタイミングなんでしょうか。役づくりや練習のため、事前に台本は渡されていると思っていました。

情報漏れを防ぐため、事前に台本も映像も見ることは出来ないのです。台本も映像もアフレコ当日に、スタジオで確認します。その場で台本と映像を見て、自分なりの直感で合わせていく。マーベル作品では毎回、何がどうなるかわからない緊張感のまま、スタジオに足を運んでいます。まさに“マーベルならでは”だと思います。それはそれで楽しいですよ。

画像4『シークレット・インベージョン』 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2023 Marvel
――何も知らない状態で、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の結末を知ったときは、さぞかし驚かれたのでは?

人類の半分が消え去ってしまって……。ニック・フューリーも消え入るような声で「そんな、冗談じゃ……」と言いながら消えてしまう。録音スタジオで想像もつかない衝撃を疑似体験して呆然としたことを覚えています。

画像5『シークレット・インベージョン』 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2023 Marvel
――あの瞬間、フューリーが、キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)に救難信号を送ってくれたおかげで、「アベンジャーズ エンドゲーム」では、形勢が逆転しましたもんね。

ヒーローたちが“アッセンブル”する瞬間は、何度見ても鳥肌が立ちますね。マーベル作品の魅力は、あれだけの人数が集結しても、それぞれのヒーローが誰ひとり、かすまないことです。全てのキャラクターに愛が込められている。そして悪役も魅力的ですからね! 「シークレット・インベージョン」では、グラヴィク(キングズリー・ベン=アディル)という過激派スクラル人のリーダーが登場するんですが、彼も素敵ですね。とてもクールで良い感じです!

シークレット・インベージョン」は、ディズニープラスで独占配信中。最終話(第6話)は、7月26日午後4時に配信される。

ディズニープラス
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