「アクアマン2」からバットマン登場シーンが削除
2023年7月25日 18:00
ジェイソン・モモア主演のDCシリーズ第2作「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」から、バットマンの登場シーンが削除されたようだ。
モモア主演の第1作「アクアマン」(2018)は世界興収11億3000万ドルを記録し、DC映画史上最高のヒットを達成した。ところが、米ハリウッド・レポーターによれば、第2作「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」は22年初頭にクランクアップ後、テスト試写を見た関係者の評判が芳しくなく、22年内に2度の再撮影が行われたとのこと。そして、今年12月20日に全米公開を控えるなか、先ごろ異例の3度目の再撮影が終了したという。
具体的な変更は明らかになっていないが、撮り直しを重ねるなかで「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」にバットマン役で登場したマイケル・キートンの出演シーンがカットされ、その後にバットマン役で呼ばれたベン・アフレックの出演シーンもカットされたようだ。
22年秋にDCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランは、DC最大のヒット作の続編として「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)」をなんとか成功させ、DCユニバースを矛盾なく続行させるべく、製作費がふくらんだ末の大きな決断に踏み切った模様だ。ちなみに、今年に入って公開されたDC映画は、「シャザム! 神々の怒り」「ザ・フラッシュ」と立て続けに期待を大幅に下回る興行成績に終わっている。