二宮和也&波瑠が紡ぐ“運命の恋”「アナログ」 幾田りらの書き下ろし楽曲が切ない本予告、本ポスター公開
2023年7月21日 06:00

二宮和也と波瑠が共演し、ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説を映画化する「アナログ」の本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。また、インスパイアソングとして幾田りらの書き下ろし楽曲「With」が採用され、ふたりの恋を切なく彩る。
携帯電話で気軽に連絡がとれる現代にあって、「会うこと」を大切にする“アナログ”な価値観を持つふたりの懐かしくも新しいラブストーリーを描き出す。二宮とたけしが主演したドラマ「赤めだか」の演出などを手がけたタカハタ秀太監督がメガホンをとり、脚本は「あゝ、荒野」2部作、「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦。
手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟(二宮)と、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)はある日、喫茶店「ピアノ」で出会う。やがてふたりは、「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」と約束を交わし、あえて連絡先を交換せずに、会う時間を大切にして、ゆっくりと関係を紡いでいく。みゆきへの思いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意するが、次の木曜日に、みゆきは現れなかった。

映画本編を鑑賞し、号泣したという幾田。その勢いで生じたインスピレーション、さらに自身の経験とも照らし合わせながら歌詞を紡いだ書き下ろし楽曲「With」は、悟の気持ちに寄り添い、予告編全編を切なく彩る。
また、劇伴及びインスパイアソングのプロデュースは、4人組バンド「androp」のボーカル&ギター・内澤崇仁が担当。バンド活動以外にも映画「サヨナラまでの30分」での音楽プロデューサーや、映画「君は月夜に光り輝く」の劇中音楽、蜷川実花の個展音楽などを担当している。劇伴全編を内澤崇仁名義で担当するのは今回が初。登場人物の感情を丁寧に掬い取り、観客の心に優しく寄り添う劇伴曲を作り上げた。

ポスタービジュアルでは、一筋の涙を流して微笑む悟と、無垢な笑顔を見せるみゆきの表情が切り取られている。「会いたい。たとえ何があっても。」というコピーとともに、やがて会えなくなってしまう悟とみゆきの運命を示唆し、会えなくなったその先のふたりが迎える展開に期待が高まる。
「なにわ男子」の藤原丈一郎が、悟を慕う大阪支社の後輩・島田紘也役、鈴木浩介が悟が務める東京本社の直属の上司・岩本修三役、坂井真紀が悟の母・玲子の担当医・浅井陽子役、筒井真理子が悟がデザインを担当するイタリアンレストランのオーナー・椎名順子役で出演。そのほか、宮川大輔、佐津川愛美、浜野謙太が共演する。
「アナログ」は、10月6日に全国公開。
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