池松壮亮×宮藤官九郎「季節のない街」映像初公開 全員ワケあり&いわくつきの住人たちが躍動!
2023年7月14日 11:00

池松壮亮が主演し、宮藤官九郎が企画・監督・脚本を務めるドラマ「季節のない街」の予告編(https://youtu.be/XQ6i6D0sfbg)がお披露目。映像には、仮設住宅のある“街”に住む、全員ワケあり&いわくつきの個性豊かな住人たちがおさめられている。
本作は、宮藤が長年温めてきた企画であり、山本周五郎氏の傑作小説で、黒澤明監督作「どですかでん」(1970)の原作としても知られる「季節のない街」をドラマ化するもの。宮藤版では、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へと舞台を置き換え、現代の物語として再構築。希望を失い、街にやってきた主人公の田中新助こと半助が、住人たちの姿に希望を見出し、人生を再生していく青春群像エンタテインメントを紡ぐ。宮藤とともに、「俳優 亀岡拓次」の横浜聡子、「ドライブ・マイ・カー」に監督補として参加した渡辺直樹が監督を担う。

予告編は、田中新助(池松)が相棒猫・トラ(ベーコン)と、街にやってくるシーンから始まる。仮設住宅が建てられてから12年が経ち、世間から忘れられた街――そこで見たものや聞いた話をメールで報告するだけで報酬がもらえる、怪しげな仕事のためにやってきた新助は、早速「どですかでん~、どですかでん」と、毎日見えない電車を走らせる六ちゃん(濱田岳)に遭遇。六ちゃんから、「半ズボンを履いているから」という理由だけで“半助”と命名される。さらに、半助を街の青年部に誘うタツヤ(仲野太賀)、青年部のメンバーで、酒屋の息子・オカベ(渡辺大知)をはじめ、無口なかつ子(三浦透子)、六ちゃんと仏壇に手を合わせる母・くに子(片桐はいり)、街を見守るたんばさん(ベンガル)が切り取られている。

さらに、タツヤの母・しのぶ(坂井真紀)とタツヤの兄・シンゴ(YOUNG DAIS)の再会、隣に住む大親友同士の益夫(増子直純)と初太郎(荒川良々)の楽しげな様子、それぞれの妻・光代(高橋メアリージュン)と良江(MEGUMI)、博識なホームレスの父(又吉直樹)と息子(大沢一菜)、気品をまとった男・島さん(藤井隆)とそのワイフ(LiLiCo)、街の暴れん坊・熊(奥野瑛太)の姿も。優しい夫・良太郎(塚地武雅)の妻で、ともに5人の子どもを育てる元アイドル・みさお(前田敦子)の衝撃的な“ビフォー・アフター”まで、住人たちの風変わりな日常が切り取られている。終盤では、街が自分の居場所だと感じ始める半助が映るが、街に変化が訪れることも暗示されている。
音楽は、宮藤とタッグを組んできた大友良英が担当。大友節の効いた軽快なリズムが、映像を盛り上げている。さらに、本作の撮影のために、ゼロから制作した街のセットにも注目だ。
「季節のない街」(全10話)は、ディズニープラスの「スター」で、8月9日より一挙配信される。
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