失った“大切な人”と通じ合えない夫の間で揺れる…門脇麦×加藤拓也監督「ほつれる」特報公開
2023年7月14日 12:00

門脇麦が主演し、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務めた映画「ほつれる」の特報と新場面写真が、このほど公開された。
「わたし達はおとな」でも知られる加藤監督のオリジナル脚本・長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていくひとりの女性の姿をとらえている。門脇のほか、田村健太郎、染谷将太、黒木華が共演し、音楽を「ドライブ・マイ・カー」で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞した石橋英子が担当している。

綿子(門脇)と夫・文則(田村)の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村(染谷)とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま変わらない日常を過ごす綿子は、揺れ動く心を抱え、木村との思い出の地をたどる…。過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と、ゆっくりと向き合っていくことになる。

特報は、電話の通話中、交通事故を目撃し、驚きの表情を見せる綿子の姿から始まる。事故死した木村は、すれ違いの続く夫との関係を忘れさせてくれる唯一の存在だった。失った恋人と通じ合えない夫・文則との間で揺れ動く綿子の複雑な心境が、幸せな時間を共に過ごした想い出と、表層的な美しい生活風景の中で瑞々しい映像でつづられている。

場面写真は、曇りガラスの窓から見えないものに思いを馳せる表情の綿子を活写。さらに、木村との幸せな時間、すれ違う夫・文則と心あらずな表情を見せる姿を切りとっている。
「ほつれる」は、9月8日から新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
フォトギャラリー
関連ニュース






長尾謙杜の30年後の姿を、ディーン・フジオカが演じる 「おいしくて泣くとき」安田顕&美村里江ら出演、主題歌はUruが担当
2025年2月12日 07:00
映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

シリーズ未見の人が観たら…
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)