4人の少年少女による“危険な遊び”がエスカレート… “衝撃の夏休み”が始まる「イノセンツ」予告&キャラポスター
2023年7月13日 19:00

退屈な夏休み、隠れた力に目覚める子どもたちを描く北欧発のサイキックスリラー「イノセンツ」の60秒予告編とキャラクターポスターがお披露目。映像は、4人の少年少女が“危険な遊び”をエスカレートさせていくさまを、スリリングに映し出している。
物語の舞台は、ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに親しくなった4人の子どもたちは、親たちの目の届かないところで、力に目覚める。近所の庭や遊び場で新しい力を試すなかで、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こり始める。
「イノセンツ」は、ヨアキム・トリアー監督作「母の残像」「テルマ」「わたしは最悪。」などで共同脚本を手がけてきたエスキル・フォクトの長編2作目。第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され、2022年のノルウェーのアカデミー賞と称されるアマンダ賞で、監督・撮影・音響・編集の4部門を受賞した。世界の映画祭で16の映画賞に輝き、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では満足度96%(7月13日時点)を獲得。団地を舞台に、子どもたちがサイキックバトルを繰り広げる物語といえば、大友克洋の漫画「童夢」を想起させるが、フォクト監督はまさに「童夢」からインスピレーションを受け、本作を作り上げた。

予告編は、団地に引っ越してきた9歳の少女イーダ(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)に、同じ団地の別棟に住むベン(サム・アシュラフ)が「引っ越してきたの?」と声をかけるシーンから始まる。イーダ、姉のアナ(アルバ・ブリンスモ・ラームスタ)、ベン、アイシャ(ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム)の4人が公園で遊ぶなか、アナの隣で不気味に皿が回り続ける様子や、団地や森でサイキックパワーのテストを繰り返すさまが切り取られている。
しかし、子どもたちが戯れる無邪気な時間から一転、ベンが母に「話を聞いているのか」と顔を掴まれたり、白目を剥き怨念のこもった表情で「人も操れるんだ」と言った直後、暗がりで何者かが暴行を受けたりと、衝撃的なシーンが続く。母に「意地悪な子がいたらどうする?」と恐怖に打ち震えながら吐露するイーダ。友情を育んでいたはずの4人の夏休みは、“衝撃の夏休み”に変わり、イーダの「ただ遊んでいただけ」という呟きで、映像は終わる。

キャラクターポスターは、少年少女の顔を全面に配した、インパクト絶大なビジュアル。目を見開いた子どもたちの瞳に映るのは、敵か味方か――それぞれの感情の揺らぎを繊細にすくい取った表情が、見る者の心を惹きつける。
「イノセンツ」は、7月28日に東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES
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