倦怠期を迎えた男女がたどる、“愛する人が知らない人になるまで” イ・ドンフィ&チョン・ウンチェ共演のラブストーリー、8月11日公開
2023年6月22日 18:00

倦怠期を迎えた男女がたどる、“愛する人が知らない人になるまで”を描くラブストーリー「SOMEONE YOU LOVED(英題)」が、「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」の邦題で、8月11日に公開されることが決定した。あわせて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真8点が一挙お披露目。イ・ドンフィ(「エクストリーム・ジョブ」)と、チョン・ウンチェ(「へウォンの恋愛日記」)が、恋人同士を演じている。
美大で出会い、親友から恋人になったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)は、人生の大部分をともに過ごしてきた。周りから見れば、ふたりの関係が次の段階に進むのは時間の問題だった。30代を迎え、公務員浪人生のジュノを支えるため、アヨンは有望視されていた美術の道を諦め、不動産会社に就職して生計を担う。しかし、試験勉強もろくにせず、バイトや遊びに明け暮れるジュノの怠慢さに、アヨンの我慢は限界に達し、その場の勢いでふたりはケンカ別れをする。互いを忘れるため、アヨンは自身のキャリアを追い、ジュノは友人のもとで働き始めるなか、それぞれに新たな出会いが訪れる。

短編映画を中心に、世界中の映画祭で独特なスタイルと高い演出力を評価され、実績を積み上げてきた新人監督ヒョン・スルが、本作で長編デビュー。数年前に構想した、「ひとりの男が元カノにタブレットを返しに行って起きた話」を描いた短編をもとに、自身の実体験などから肉付けしながら、長編として完成させた。リアルなエピソード、味わい深いセリフ、洗練された映像美に実力派俳優陣の熱演が加わり、恋と別れを経験した全ての人に共感をもたらす、大人のラブストーリーに仕上がっている。


イ・ドンフィが、私生活と恋愛の両方に怠慢なジュノ役を担い、持ち前のコミカルな演技で、どこか憎めないダメ男ぶりを体現。そんな恋人を支えるために美術の道を諦めたアヨン役にチョン・ウンチェを配し、夢と現実、愛と別れの間で葛藤する30代女性の心理を繊細に表現した。そのほか、カン・ギル(「ベイビー・ブローカー」)、チョン・ダウン(「The Witch 魔女」)、コ・ギュピル(「君の結婚式」)らが顔をそろえた。

予告編は、「私たちいつ別れた? 1年ぐらい前?」という衝撃的なセリフでスタート。ふたりの「君が別れようと言わせた」「あなたの口で言ったのよ」という会話から、不本意なケンカ別れのあとに残る感情が伝わってくる。ともに過ごした20代、別れの途中の30代を経て、愛する人が知らない人になるまでに必要な時間とは――? 「慣れ過ぎた関係に依存してたみたい」「元カノがあなたを献身的に支えてたのは、みじめな自分を認めたくなかったからよ」など、男女のリアルな本音と、仕事や恋をめぐる葛藤が、見る者の共感を呼ぶ。
ポスターには、「親友→恋人→知人→他人……?」という、ふたりの関係の変化が分かるコピーを活写。場面写真からは、ふたりの新たな出会いが垣間見える。
「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」は、8月11日から東京・シネマート新宿ほか順次公開。
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