橋本愛がスーパーガール役で実写吹替初挑戦! 「ザ・フラッシュ」日本語吹替版予告完成 監督も声優陣を絶賛
2023年5月19日 04:00
橋本愛が、DC映画「ザ・フラッシュ」(6月16日に日米同時公開)の日本語吹替版にスーパーガール役で参加することがわかった。日本語吹替版予告とともに、アンディ・ムスキエティ監督が日本版声優の細谷佳正(フラッシュ役)、山寺宏一(バットマン/マイケル・キートン役)、小原雅人(バットマン/ベン・アフレック役)、橋本(スーパーガール役)を絶賛するコメントが披露された。
本作は、「THE BATMAN ザ・バットマン」「ジョーカー」など数々のヒット作を生み出してきたDC映画の最新作。エズラ・ミラー演じる主人公フラッシュは、スピードを武器に“時間”も“世界”も超える地上最速ヒーロー。幼い頃に亡くした母と、無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループして過去を改編するが、その行動によって“現在”に歪みが生じ、世界が滅亡の危機に直面することになる。
映画には、現在と過去の2人のフラッシュに加えて、DC映画初参戦となるスーパーガール、マイケル・キートンとベン・アフレックがそれぞれ演じるバットマンらも登場し、DC版アベンジャーズとも言える超豪華ヒーローが時空を超えて交錯する。
橋本が声を担当するのは、スーパーマンと同じクリプトン星人の女性スーパーガール。フラッシュが過去を変えたことでスーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもいない世界に変わってしまい、絶体絶命の危機に瀕したフラッシュが出会う“最強ヒーロー”だ。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクを果たした橋本は、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」で声優に初挑戦。22年10月に同日公開された「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの僕へ」ではヒロイン・瀧川和音の声を担当した。
本作で実写映画の吹替に初めて挑んだ橋本は、「俳優さんが演じられているとは言え、自分の中にカーラ(スーパーガール)としての根幹は作っておかなければいけないと思い、役作りとしてはいつもと同じ工程を踏みました」とコメント。「実際に声を入れるとなった時に、役者の表情や声色を聞いて実際に自分の身体でアウトプットするということ、自分自身の目の前にフラッシュがいるという仮想空間を作らなければいけないということを分かってから、どんどん声を当てやすくなりました」と振り返った。
スーパーガール役については、「魅力を一言で言うならば“強さ”。超能力などそういったこともありますが、気持ちの強さだと思います」と語り、「カーラ(スーパーガール)は過去が詳細に描かれていないので、自分の中でも自由に膨らませて解釈した部分があって、その上でカーラに対するリスペクトや愛する気持ちなど確固たるものが築けました」と明かした。
橋本のボイステスト音声を聞いたムスキエティ監督は、「声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです」と絶賛。橋本は「本当に嬉しいです。あれでよかったのかな、と終わった後に反省していたところもあったので、すごくホッとして救われたような気持ちです」と喜びを語った。
「ザ・フラッシュ」は、6月16日に日米同時公開。橋本のコメントと、日本語吹替声優陣に向けたムスキエティ監督のコメント全文は以下の通り。
オーディションのとき実際に台詞を収録させて頂いたのですが、ぶっつけ本番で何も準備できずの挑戦だったので、全然自信がありませんでした。
受かったとお聞きした時は「ウソ!?」とびっくりしましたが、すごく楽しんで演じられたので「またカーラをやれるんだ、嬉しいな」と思いました。
俳優さんが演じられているとは言え、自分の中にカーラ・スーパーガールとしての根幹は作っておかなければいけないと思い、役作りとしてはいつもと同じ工程を踏みました。
実際に声を入れるとなった時に、そのキャラクターの表情や声色を聞いて実際に自分の身体でアウトプットするということと、自分自身の目の前に仮想空間を作って演じなければいけないんだということが、今回得られた発見でした。
本当に嬉しいです。あれでよかったのかな、と終わった後に反省していたところもあったので、すごくホッとして救われたような気持ちです。
生身のカーラを間近で見てこられた方だからこそ、自分の声を受け入れてくださり本当に嬉しいです。
故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさなどを感じ取りながら、楽しんでいただけたら嬉しいです。
本作のバリー(フラッシュ)は今と過去の2バージョンの演じ分けが必要で、非常に高い演技力が必要です。エズラ・ミラーのフラッシュを知り尽くしている細谷さんが声優として本作に参加してくれること、フィルムメーカー全員大変心強いです。
バットマンのレジェンドであるマイケル・キートンの嬉しいカムバック、そして、マイケル・キートン、日本でバットマンを何度も演じているレジェンドである山寺さんに本作でもバットマンを演じていただき大変光栄です! フィルムメーカ ー全員があなたに対して全幅の信頼を寄せています。
DCにとって重要なバットマンを演じるベン・アフレックと共に、この役を誰よりも理解してくれている小原さんが声優として本作に参加してくれること、フィルムメーカー全員大変心強く思っています。そしてDC作品を愛する制作陣として一緒に作品作りができることを光栄に思います。
本作のスーパーガールはフラッシュとバットマンに並ぶとても重要なキャラクターなので、ボイステストの音声を私も事前に聞かせてもらいました。声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです。
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