君を愛したひとりの僕へ
劇場公開日:2022年10月7日
解説
斬新な設定と切ないラブストーリーで、TikTokでの紹介をきっかけに話題を集めた、乙野四方字による小説「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」を2作同時にアニメーション映画化したうちの1作。人々が並行世界を行き来している世界を舞台に、同じ名前を持つ2人の少年がそれぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちる姿を描く。
両親が離婚し父と暮らす小学生・日高暦は、父の職場で佐藤栞という少女と出会う。暦と栞は互いにひかれ合うが、やがて親同士が再婚することに。2人は兄妹にならない運命が約束された並行世界に駆け落ちするが……。
「ムーンライト・シャドウ」の宮沢氷魚が、本作の主人公・日高暦と「僕が愛したすべての君へ」の主人公・高崎暦の声を1人2役で演じる。「朝が来る」の蒔田彩珠がヒロイン・栞の声を担当。アニメ「のだめカンタービレ」のカサヰケンイチが監督を務め、「名探偵コナン」シリーズのトムス・エンタテインメントがアニメーション制作を手がけた。
2022年製作/98分/G/日本
配給:東映
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2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
こっちの作品を後から観たのだけど、多分こっちを先に観た方が感動が増えそう。こっちを後に観た場合、「あのシーンの真相とは!」的な種明かしの話として本作を観ることになる。それはそれで鑑賞体験としてアリだけども、感動するために観るというより、ピースの穴埋め作業のために観るような感じになる。その場合でも、もう一本を鑑賞して疑問に思った部分が氷解していくカタルシスはある。
世界を移動するしくみや、地縛霊のように交差点から動けなくなった少女の理由など、いろいろ明かされるが、物語はその少女を救おうと何十年も頑張る主人公が悲壮な決意を固めるまでが描かれるので、結構しんどい話といえばしんどい。そのしんどさがもう一本で報われるというのが醍醐味なので、やっぱりこっちを先に観た方がいいかも。こっちは和音が報われない感じなのもしんどい。
両作品ともタイトルに使われている単語のイメージ通りだなと思った。こっちは「ひとりの」とタイトルにあるので、たった1人だけを見つめて主人公が行動する感じ。もう一本には「すべての」とあるので、「あらゆる可能性に開かれている」感じが出ていて、解放感が高い。
2023年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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途中まで見て脱落。が、折角レンタルして来たんだからと再度挑戦した。
パラレルワールドが認知されていて、キチンと研究までされているパラレル世界の話?
故にパラレルの説明が雑と言うか、分かってるでしょと言う前提でドンドン話が進む。
そもそも、パラレルワールドの解釈って作品によって違うのに、一方的に話しを進められてもなぁ。
序盤の「親同士が再婚したら結婚出来ない」とパラレル家出するのは、何というか短絡的な展開。まぁ、そこは子供だからと言えばそこまでなんだけど・・・・・・
でっ、パラレルの世界で栞が事故で死んで戻れなくなり幽霊化。うーん、良く分からんが、全パラレルワールドの栞も死んだって事なのかな?間違い無く死んだ、事故に遭ったパラレルの栞の事は全然心配しないんだなぁと。
ヒロインながら早々に実質退場した栞は兎も角、暦には全く感情移入が出来なかった。良く言えば一途なんだろうけど、周りの感情を無視し過ぎ。実質、パートナーになる和音はアレで良かったのか?親とかに至っては置物同然。
ラストも突然タイムワープまでぶち込んで意味不明なままに終わった。
しかし、なんで声優を使わないかなぁ。上手い人なら良いけど、これは非声優を使った中でも最悪レベルに酷い。
2023年4月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
記憶を失っても変わらずにいた時間を超えた愛が描かれていました。
長年、研究に没頭していた暦、寄り添いながら良きパートナーとして生きた和音
名乗るほどの者ではないのです♥
自分がいない世界でも幸せだったことが
伝わるストーリーでした。
交差点を行き交う車が平行世界を表現されているように見えました。
絶対にみる順番はピンク→青です。
本編→答えみたいな感じになります。
この順番のほうが青を見た時の感動が違うと思います。