マイケル・B・ジョーダン「ギーク魂に火がついた」 “聖地”後楽園ホールで「クリード 過去の逆襲」イベント開催
2023年5月17日 17:20

米俳優のマイケル・B・ジョーダンが5月17日、東京・後楽園ホールで行われた監督・主演作「クリード 過去の逆襲」のレッドカーペットイベントに出席した。会場はボクシングの聖地であり、大の日本アニメ好きであるジョーダンにとっては、日本のボクシング漫画「はじめの一歩」の舞台にもあった場所だけに、「特別な聖地に足を踏み入れることができ、リスペクトと感謝の気持ちでいっぱいです。何と言うか……、やばいなって(笑)。ギーク魂に火がついたよ」と“聖地巡礼”に喜びを爆発させた。

後楽園ホールで、ハリウッド映画の本格的なレッドカーペットイベントが開催されるのは、初めてのこと。和太鼓が響き渡るなか、真っ赤なスーツ姿でジョーダンが登場すると、駆けつけた約300人のファンは大歓声。30分以上をかけて、サインや写真撮影といったファンサービスで交流を深め、「皆さんの熱気に感動しています。ずっと日本に来たいと思っていたので、ようやく日本の地を踏むことができました」と初来日に感無量の面持ちだった。

この日は、元WBCバンタム級王者の薬師寺保栄と山中慎介、元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士、元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃という4人のレジェンドが駆けつけ、ジョーダンと対面。山中氏から「クリード」特製チャンピオンベルトを贈呈されると、ジョーダンは「皆さんは現実の世界で勝利を収めた、本当のチャンピオン。同じ場所に並ぶことができて、光栄ですし、最高の気持ちです」と大喜びだった。
「プロに転向しては?」(薬師寺氏)、「動きに見とれてしまいました」(山中氏)、「これまでのシリーズで、最もリアル」(飯田氏)、「家族のシーンにも感動した。一番の見どころ」(西岡氏)と絶賛の声が寄せられると、ジョーダンは「プロの皆さんから見ても、本格的だと言ってもらえる作品を目指した。レジェンドの皆さんへの敬意を示したかったのです」と感慨しきりだった。


「ロッキー」シリーズを継承したボクシング映画「クリード」のシリーズ第3作。ジョーダンが前2作に続いて主演を務め、本作では自ら長編初メガホンをとった。
かつてロッキーが死闘を繰り広げた親友アポロの息子アドニス・クリード(ジョーダン)の前に、刑務所から出所した幼なじみのデイムが現れる。かつて、彼らは家族同然の仲間であったが、デイムはクリードの少年時代のある過ちによって、18年間の服役を強いられ、復讐心に燃えていた。クリードは封印してきた自らの過去に決着をつけるべく、デイムとの戦いに向けて猛トレーニングを開始する。クリードの幼なじみで最強の敵となるデイムを「アントマン&ワスプ クアントマニア」のジョナサン・メジャース、クリードの妻ビアンカを前2作に続いてテッサ・トンプソンが演じる。
「クリード 過去の逆襲」は、5月26日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ