岡田将生×清原果耶「1秒先の彼」主題歌は幾田りら! 初の映画主題歌書き下ろし
2023年5月12日 08:00
岡田将生と清原果耶が主演し、台湾映画「1秒先の彼女」をリメイクする「1秒先の彼」の主題歌を、「YOASOBI」のikuraとしても活動するシンガーソングライター・幾田りらが担当することがわかった。初の映画主題歌書き下ろしとなる。あわせて、30秒予告映像と新場面写真が披露された。
台湾アカデミー賞最多受賞作「1秒先の彼女」は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。日本版リメイクでは、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグ。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させている。
何をするにも“ワンテンポ早い”彼・ハジメを岡田、何をするにも“ワンテンポ遅い”彼女・レイカを清原が演じ、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉らが共演。また、2月に亡くなった笑福亭笑瓶さんが、ハジメが聴いているラジオ番組のDJと写真店店主の“一人二役”として出演している。
幾田が映画のために書き下ろした新曲のタイトルは「P.S.」。「麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました」と楽曲の制作秘話を明かしている。
予告では、1秒早いハジメの身に起きた不可解な出来事の数々、消えた1日の謎、そしてその秘密を握る1秒遅いレイカとの交流が描かれる。幾田ワールド全開の爽やかでドラマチックな楽曲が、ふたりに起きる奇跡を甘酸っぱく鮮やかに彩っている。
「1秒先の彼」は、7月7日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。コメントは、以下の通り。
今回初めて映画主題歌を書かせていただき、緊張感を感じつつも、エンドロールで流れ出すその瞬間を何度もイメージしワクワクしながら制作に臨んでいました。
恋に落ちて、時間を共にして、心に想いを募らせていくこと。生まれ育った環境も違えば、あらゆる好き嫌いや価値観も違う。話すスピード、歩幅の大きさ、心拍の速度。生きていくテンポは人それぞれ違うものを刻んでいるけれど、不思議と釣られていくことが心地いいと感じる相手。そこに「好き」の入り口があるような気がしています。
麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました。
是非映画と共に楽しんでいただけたら嬉しいです。
映画が終わると、素敵な歌声が、ハジメくんとレイカちゃんのふたりを軽やかに包み込んでくれて、とても嬉しくなりました。
幾田さんの少女時代の思い出が詰まっている気がして、映画を観た方にも、この曲を聴いた方にもきっと共感してもらえると思います。
素晴らしい主題歌のおかげで、より可愛らしい映画になりました!
本編が終わって、エンドロールに流れてくる柔らかなメロディと幾田りらさんの優しい語りに、心を掴まれました。
切なくて、むず痒くて、けれどこのまま側に寄り添ってほしいと思わせてくれるような心温まる曲です。
「P.S.」を聴いた後、劇場を出た皆さんの足取りが、より朗らかなものになれば嬉しいなと思います。
幾田さんが作ってくれた主題歌「P.S.」が映画に一つの答えを導き出してくれました。
『1秒先の彼』という映画は“相手を想う気持ち”についての映画です。
素直で優しくて等身大の歌をありがとうございました。俺もまた劇場に聴きに行きます!