マーベル・スタジオが放つ新生「ブレイド」に「TRUE DETECTIVE」脚本家
2023年5月9日 19:00
オスカー俳優マハーシャラ・アリ主演によるマーベル・スタジオの新作「ブレイド」が、大ヒットドラマ「TRUE DETECTIVE」のクリエイターとして知られるニック・ピゾラットを脚本家に起用したことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
1973年発刊のマーベル・コミックス「The Tomb of Dracula No. 10(原題)」で初登場したブレイドは、人間とバンパイアの混血でありながらも、バンパイアに殺された母親の仇を討つべくバンパイアと戦う人気キャラクター。1998年から2004年にかけ、ウェズリー・スナイプ主演の3部作として映画化されてカルト的な人気を集めた。
マーベル・スタジオが新たに放つ新生「ブレイド」では、「ムーンライト」と「グリーンブック」で2度のアカデミー賞助演男優賞に輝く名優アリがタイトルロールで主演するほか、次世代の“スクリーム・クイーン”として注目を集めるミア・ゴス、「マルコムX」「X-ミッション」のデルロイ・リンドーが出演。批評家から絶賛されたNetflixのリミテッドシリーズ「ボクらを見る目」のマイケル・スターバリーによる草稿をもとに、今回新たに起用されたピゾラットが脚本を執筆し、「ラブクラフトカントリー 恐怖の旅路」のヤン・ドマンジュがメガホンをとる。
マシュー・マコノヒー&ウッディ・ハレルソンを主演に迎えた米HBOの大ヒットクライムサスペンス「TRUE DETECTIVE」の企画、脚本、製作総指揮を手がけて注目を集めたピゾラットは、アントワン・フークア監督がオールスターキャストで描いたウエスタン大作「マグニフィセント・セブン」(2016)、同じくフークア監督による異色サスペンス「THE GUILTY ギルティ」(21)などのヒット映画で脚本家として活躍。「TRUE DETECTIVE」のシーズン3で主演を務めたアリとは、今回が2度目のタッグとなる。
「ブレイド」は、24年9月6日の全米公開に向けて、5月下旬に米ジョージア州アトランタでクランクインを予定している。