北野武監督作「首」プロモーション映像公開 「カンヌ・プレミア」公式上映は5月23日に決定
2023年5月3日 07:00
北野武(ビートたけし)監督の6年ぶりの新作映画「首」。第76回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」への出品作である本作の正式上映が、現地時間5月23日に決定。世界最速ワールドプレミアとして上映されることになり、北野監督もカンヌ国際映画祭へ登壇する運びとなった。あわせて、カンヌ国際映画祭用に制作したプロモーション映像(https://youtu.be/-wjCtBkY2K4)が披露された。
北野監督が初期の代表作の1本「ソナチネ」と同時期に構想し、30年もの長きに渡って温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描かれる。
北野監督自らが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島秀俊が演じる。加瀬亮が狂乱の天下人・織田信長を怪演し、浅野忠信と大森南朋も秀吉を支える軍師・黒田官兵衛と弟の羽柴秀長をユーモアたっぷりに演じ切った。さらに、秀吉に憧れる百姓・難波茂助を演じる中村獅童が北野組に初参戦。そのほか木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが歴史上の重要人物に独自のキャラでなりきっている。
プロモーション映像は、不安げなピアノの旋律とともに、野ざらしにされた屍があまた転がっている戦場の様子が俯瞰で映し出されて始まる。血肉飛び散る“山崎の戦い”、燃え上がる本能寺……“北野武作品”史上随一のスケールと迫力が存分に味わえる映像となっている。さらに、秀吉(ビートたけし)、光秀(西島)、信長(加瀬)、難波茂助(中村)、黒田官兵衛(浅野)、羽柴秀長(大森)、曽呂利新左衛門(木村)、荒木村重(遠藤)、徳川家康(小林)、千利休(岸部)が次々と姿を現す。日本映画界を代表する俳優陣が“画圧高め”に登場しており、彼らの演技合戦にも期待が高まる。
「首」は、今秋に全国公開。
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