1400人以上のオーディションを勝ち抜いた新星シン・シアが来日！　山本千尋とは「ベストフレンドになりたい」

革新的な遺伝子技術による人体実験で殺人兵器と化した女子高生ク・ジャユンの無敵の強さ、予測不能なストーリーが話題となった「The Witch 魔女」。監督を務めたパク・フンジョン（「新しき世界」「V.I.P. 修羅の獣たち」）は、同作をユニバース化するという壮大な構想を描いており、その“魔女ユニバース”の幕開けとなるのが「THE WITCH 魔女　増殖」だ。

イベントのために初来日を果たしたシン・シアは、日本の観客の前に立つと「みなさん、こんにちは！　シン・シアです。今日はお越しくださりありがとうございます。本当にドキドキしました」と流暢な日本語で挨拶。1400人以上のオーディションを勝ち抜き、主演に抜擢されたことを受け「オーディションに合格した時は本当に本当に嬉しかったです。ただ、その時にたこ焼きを食べていたのですが、それをすべて落としてしまうくらい泣いてしまいました！」と当時のエピソードを明かした。

また「日本が大好き」だというシン・シアは、今回の来日で「寿司、ラーメン、懐石料理、アップルパイ」などを食べたそう。撮影時の苦労については「予想していなかった雪が降ったので、とても寒かったのですが、その雪のおかげで美しい映画に仕上がったので今は感謝しています」とコメント。前作の主人公を務めたキム・ダミも登場していることから、共演時の感想を聞かれると「前作の大ファンだったので、そこに出演していたキム・ダミさんと共演できて本当に嬉しかったです」と感慨深く語っていた。

イベント後半では、スペシャルゲストとして、アクション女優として注目を集める山本千尋が登壇。シン・シアについて「今これだけ可愛らしい方なのに、吸い込まれるような生まれたてのような繊細な表情の演技が素晴らしくて、お会いするのを楽しみにしていました」「可愛すぎて、もうメロメロになってしまいました」と話した山本。シン・シアも「本当にお綺麗で、優しくて、お会いできて嬉しいです！」と喜びを表現していた。

山本は、アクションを演じるうえのでこだわりを「心のコミュニケーションが大切だと思う」と説明。一方、シン・シアは「（今作は）超能力を使う役で、見えないものも見えるという演技が必要だったので、想像力を働かせて演技をしたり、集中力を高めるための努力をしました」と語っていた。

本作では人間離れしたアクションシーンが満載となっていることを受け、シン・シアと山本がアクション対決に挑戦した。まずは、いくつもの武術大会で優勝を飾るなど、本格的に中国武術を習得している山本が剣を手に持ち、舞台上で演武を披露。その演武を間近で見たシン・シアは「本当に素晴らしいです！」と興奮気味にコメント。そして、山本と共演するとしたら「（キレキレな演武を間近で見て）ライバルにはなれないと思うので、ベストフレンドになりたいです！」と笑いを誘っていた。続いて、本作でも披露しているサイキック・アクションをシン・シアに披露してもらうべく、大ヒット祈願のくす玉が登場。本作のタイトルになぞらえて「魔女・増殖！」という掛け声に合わせて、くす玉へ手を向け、サイキックパワーを発動！　見事にくす玉が割れ、中から「大ヒット祈願」の垂れ幕が現れた。

「THE WITCH 魔女　増殖」は、5月26日から全国公開。R15＋指定。