【「マンダロリアン」シーズン3のネタバレあらすじ】シーズン3完結! 後半4話を振り返り
2023年4月24日 10:00

「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」のその後を舞台に、孤高の賞金稼ぎ・マンドー(マンダロリアン/ディン・ジャリン/演:ペドロ・パスカル)と、フォースの力を持つ神秘の子ども・グローグーの冒険と試練を描いたドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン3がついに完結を迎えました。

帝国軍による粛清で、故郷を失った戦闘民族マンダロリアンたちが、再び結集し、故郷マンダロアへの帰還を目指すシーズン3。本記事では、後半戦となるチャプター21~24(最終話)のあらすじと注目点をピックアップし、ご紹介。思わぬ形でパワーアップを遂げたグローグーも大活躍です!

惑星ネヴァロを、海賊王のゴリアン・シャード(ノンソー・アノジー)が急襲。上級監督官のグリーフ・カルガ(カール・ウェザース)は、新共和国のパイロットであるカーソン・テヴァ(ポール・サン=ヒョンジュ・リー)を通じて、新共和国に介入許可を求めるが、上官は「新共和国に加入していない」という理由で、救援要請を後回しに。海賊と帝国の残党とのつながりを危惧するテヴァが救いを求めたのが、マンダロリアンたちだった。過去の因縁からカルガに恨みを抱いていた者もいたが、マンドーの説得が奏功し、ネヴァロ奪還作戦が始動した。

ボ=カターン・クライズ(ケイティー・サッコフ)の指揮のもと、見事な空中戦&地上戦で海賊を撃退すると、カルガは“解放の英雄”であるマンダロリアンたちに、活動拠点として広大な土地を与えた。故郷マンダロアを失って以来、長年隠れながら暮らしてきた彼らにとっては、この上ない贈り物だ。そして、アーマー職人であるアーマラー(エミリー・スワロー)は、「新時代を告げる」ミソソーを目撃したボ=カターンに対して、各地にちらばった仲間たちを連れ戻すという重要なミッションを託す。マンダロア奪還、その一歩が大きく前進した瞬間だ。

ボ=カターンは、教義の道に戻るよう説得するため、かつての仲間であるアックス・ウォーヴス(サイモン・カシアニデス)率いるマンダロリアンの傭兵部隊が雇われている惑星プラジール15を、マンドーとグローグーとともに訪問。しかし、惑星を統治する公爵夫妻(ジャック・ブラックと、人気アーティストのリゾが演じている)は、アックスらと面会する条件として、更生プログラムを施したはずの元帝国軍ドロイドが暴走する事件の真相解明を突きつけた。グローグーを公爵夫人に預け、マンドーとボ=カターンは捜査に乗り出す。

刑事ドラマのような展開を通して、改めて浮き彫りになる帝国崩壊後の混迷。事件の真犯人は、フォースの暗黒面を信奉するドロイド管理局の長官ヘルゲイト(クリストファー・ロイド)だった。マンドーとボ=カターンは、ようやくアックスらと再会するが、問題はマンダロリアン統治の象徴であるダークセーバーの所有権。そこでマンドーは、マンダロアの官庁街跡地で何者かに捕らわれた自分を、ボ=カターンが救出してくれたと説明(第2話「チャプター18:マンダロアの鉱山」での出来事)。教義に基づく“解釈”にアックスらは納得し、ダークセーバーはボ=カターンの手に渡った。

第3話「チャプター19:改心」で暗躍した、元帝国軍のイライア・ケイン(ケイティ・オブライアン)が再登場。秘密裏にホログラムで通信していた相手は、モフ・ギデオン(ジャンカルロ・エスポジート)だった(第5話「チャプター21:海賊」で逃亡が明らかになり、シーズン3には初登場)。ケインから、マンダロリアンたちの団結の動きを報告されると、ギデオンは帝国軍の残党が“リモート”で集まった評議会で、マンダロリアンの粛清を提言。会議ではスローン大提督の帰還や、ハックス司令官をよみがえらせる計画も話題にあがり、今後の伏線になることは確実だ。

ボ=カターンが大艦隊を引き連れて、いまやマンダロリアンの新たな拠点となったネヴァロへ凱旋。次なる目的は、もちろんマンダロアの再建だ。危険な旅路に志願した勇気あるマンダロリアンたちは、ついに“祖国”の地を踏み、長年この地に留まった流浪のマンダロリアンたちとの合流も果たした。しかし、伝説の鍛冶場にたどり着いたのも束の間、ギデオンと、ベスカー合金で鍛造されたダーク・トルーパーたちが現れる。「マンダロアは私とともに生き続ける」と宣言するギデオンは、マンドーを拘束。ボ=カターンらは撤退を余儀なくされる。

前話で操縦型ドロイド(IG-11改めIG-12)に乗り込み、行動の幅がかなり広がったグローグーが早速大活躍! 拘束されたマンドーとともに、打倒モフ・ギデオンに乗り出す。指令室に向かう途中、彼らが目にしたのは、ギデオンのクローンたちが居並ぶ異様な光景。自身に足りないフォースの力を補強した最強のクローン軍隊を生み出すことこそが、ギデオンの野望だったが、完成間近のクローンたちはマンドーによって破壊された。両者の対決に、ボ=カターンも参戦するが、その際にようやく手元に戻ったダークセーバーが破壊されてしまった。

マンダロリアンとダーク・トルーパーが激しい攻防戦を繰り広げるなか、アックスは操縦する主力艦を墜落させ、帝国軍残党の基地の破壊に成功。その際、ギデオンは爆発に巻き込まれ姿を消し、マンドーとボ=カターンは、グローグーが放ったフォースの力で守られた。ついに故郷マンダロアに“帰還”し、再び鍛冶場に炎を灯したマンダロリアンたち。グローグーは、ミソソーの泉で行われた洗礼の儀式にて、ディン・ジャリンの弟子“ディン・グローグー”として認められ、マンドーとともに、カルガが与えたネヴァロの家で暮らし始めるのだった。


控えめに言って最高だったシーズン3。特に最終回は、予想以上の“ハッピーエンド”で、逆に面食らったファンもいるのでは? それでも、グローグーの成長はもちろん、新共和国の手が回らない辺境地の仕事を請け負うことになったマンドーの冒険、故郷を奪還したマンダロリアンたちのその後など、「続きが気になる!」ポイントは多数。実際、米バラエティによれば、ジョン・ファブローとデイブ・フィローニは、シーズン4の脚本執筆を始めており、今後次々と製作される「スター・ウォーズ」のドラマ・映画との整合性を模索しているようだ。

そこで注目が集まるのが、8月に配信されるドラマシリーズ「アソーカ」。もとはアニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」で初登場し、「マンダロリアン」シーズン2で初めて実写化され、「ボバ・フェット The Book of Boba Fett」でも姿を見せたジェダイ騎士のアソーカ(ロザリオ・ドーソン)。彼女の活躍を描く同シリーズには、帝国の後継者としてスローン大提督(ラース・ミケルセン)が帰還することに。この件については、帝国軍の残党による“シャドー評議会”で触れられている(第7話「チャプター23:スパイ」)。同じ時代が舞台の「アソーカ」にマンドー&グローグーが参戦するのではないか……そんな期待も膨らんでしまう。
「マンダロリアン」シーズン3は、ディズニープラスで配信中。
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