ガイ・リッチー監督に「ジェントルメン」の盗作疑惑
2023年4月20日 15:00

ガイ・リッチー監督が、マシュー・マコノヒーとチャーリー・ハナムが出演した2019年の映画「ジェントルメン」で盗作疑惑をめぐる訴訟に巻き込まれている。俳優で脚本家のミッキー・デ・ハラが、自分の脚本が映画に無断で使用されたと主張し、3月に英ロンドン高等裁判所に訴状を提出した。
リッチー監督とデ・ハラは00年に「スナッチ」で出会い、08年に「ロックンローラ」で再び仕事を共にしている。デ・ハラによれば、コカインと大麻の所持で実刑判決を受けたことのある、デ・ハラの実体験に基づく「ロックンローラ」の続編の脚本執筆を依頼されたという。リッチー監督は当時、「ロックンローラ」3部作を製作する構想があったようだ。
依頼を受けたデ・ハラは、麻薬ビジネスを営む主人公の脚本を執筆し、18年に納品。だが、リッチー監督から「ギャング映画の時代はもう終わった」と告げられ、企画はお蔵入りに。しかし、マリファナ帝国を売り払おうとするギャングのミッキー(マシュー・マコノヒー)の姿を描いた「ジェントルメン」には、自身の脚本の“実質的な”複製であると判断できる箇所があると主張している。
デ・ハラは「ジェントルメン」のクレジットに自分を加えるよう要求したが、リッチー監督は拒否。逆に、別の作品で仕事をしようと提案したというが、デ・ハラは拒否し、「ジェントルメン」の興行収入に基づく利益分配として25万ドルの支払いを要求している。
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