ガイ・リッチー監督はセリフのリズムを重視!?　「ジェントルメン」豪華俳優陣インタビュー映像

2021年5月12日 18:00

「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「コードネーム U.N.C.L.E.」などで知られるガイ・リッチー監督の最新作「ジェントルメン」（公開中）に出演する、マシュー・マコノヒー、ミシェル・ドッカリー、ヘンリー・ゴールディングのインタビュー映像が披露された。リッチー監督作品ならではの衣装のこだわりや、それぞれの役作りについて語っている。

英ロンドンに、大麻の大量栽培・販売で財を成したミッキー（マコノヒー）が、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡る。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが跡目争いに動き出す。

インタビュー映像で、ドッカリーは「お気に入りを選べないほど（演じた）ロザリンドの衣装はすべて気に入った」と語る。マコノヒーも「いいスーツだった。何着か盗んだよ」とオーダーメイドのスーツを家に持ち帰ったことを告白し、ヘンリー・ゴールディングは「靴下を替えるために、更衣室まで何度か往復したよ」と、細部もおろそかにしない監督の衣装へのこだわりが伝わってくるエピソードを披露する。

撮影について、マコノヒーは「ガイは台本通り進めるつもりはないんだ。でも、すぐにセリフに縛られなくてもいいんだとわかった。内容を理解しリズムと韻が踏めればいいんだ。ガイはセリフの一定のリズムを聞いているんだ」と振り返っている。

また、緊急事態宣言の休業要請緩和に伴い、5月12日から営業を再開する一部劇場にて本作の上映が開始する。東京では渋谷HUMAXシネマ、kino cinema 立川高島屋 S.C.館、京都ではTOHOシネマズ二条やＴ・ジョイ京都、イオンシネマ久御山ほか、兵庫ではTOHOシネマズ西宮OSやTOHOシネマズ　伊丹、109シネマズHAT神戸などで上映される(※5月11日16時30分時点)。